今月8日、市民1000人委員会が主催する「市政チェック学習会」で、児童自立支援施設をめぐる市議会での議論について報告しました。その記録を掲載する「市政レポート」への寄稿を求められ、一文をまとめました。あの折は15分という時間に収めるのに四苦八苦し、どうも伝わりにくい話となって、猛反省。この一文で名誉挽回となればよいのですが。
さて、大阪府の新規感染者数は447人。亡くなられた方は22人でした。堺市の新規感染者は33人で、亡くなられた方は4人。ただし、市のホームページによると、「死亡者数には、新型コロナウイルス感染症以外の死因(持病等)でお亡くなりになられた方も含みます」と記されており、新型コロナ関連の死亡者は3人とのことです。
●「政治はやったらやり返す」が信条とは・・・
ときどきのぞき見することがある「泉北コミュニティの記者たち」というツイッターに、池田議員の発言を見つけて驚きました。「政治はやったらやり返す。それが現実」。ちょっと妙な日本語ですが「やられたら、やり返す」との意味でしょうか。しかし、これはヤクザ世界の論理では?。
いずれにせよ、そんな政治信条を持つ人に、議場の秩序保持、議事整理、議会事務の統理の権限を委ね、議会の代表を務めてもらうことがふさわしいとは、とても思えません。
投票結果を見ると、私と同様の判断をしたと思える議員が合計13人いたことが判明しました。堺市議会の会派構成は、維新18、公明11、自民8、堺創志会5、共産5、長谷川です。おそらく、共産党の5人は同党の石本議員に投票したでしょう。私は白票ですから、的場、黒田、伊豆丸(いずれも維新)の各議員に投票した計7人は、公明、自民、創志会、それに維新のいずれかの会派に属している議員であることに間違いありません。
本会議終了後、たまたま廊下で出会った維新議員の何人かに「大変な選挙だったね」と話しかけたら、「不人気ですね」とか「自分の振るまいに気をつけます」との答え。そんな彼らに、私は言いました。「維新の皆さんが、真に政治改革を志すなら、期数の順番で議長や副議長に推挙するなんてことは考え直すべきではないか」と。
さて、今日の新型コロナの現状です。大阪府の新規感染者は501人で、亡くなられた方は32人。昨日よりもまた増えました。なお、堺市の新規感染者数は26人。亡くなられた方の数が9人(いずれも新型コロナ関連)になり、府内死亡者の3分の1近いのは大変心配です。
10時からの本会議で、議長選挙。一昨日の議運で合意されたとおり、池尻秀樹議員(自民党)が48議員による満場一致の「指名推選」で選ばれました。
続く副議長選挙は「投票」となり、各議員の得票は、池田克史35、石本京子5、的場慎一5、黒田征樹1、伊豆丸精二1、白票1という結果で、池田議員が当選。白票を投じたのは私です。
議運前の協議の際、「議長=自民、副議長=維新という割り振りに異存はないが、地方自治法によって議長の代理を務める職責を、名前を示されたこの方に委ねることには不安がある」と伝えました。