午後から、第118回「近畿市民派議員交流・学習会」に参加しました。この学習会は、1991年に堺市議会で初めて開催。年4回、各定例会の間に近畿各地の市民派議員が研鑽を重ねてきました。2006年8月には、第100回大会を発祥地の堺で開催。コロナ禍での今回は、生駒市議の塩見牧子さんが完全なオンライン・セミナーを準備してくれました。
講師は、元・習志野市会計管理者で総務省の各種専門委員会委員も務められた宮澤正泰さん。まず、「財務データの分析は行政改革の突破口~あなたのまちは大丈夫~」と題する講演を聴きました。続いて、参加者があらかじ提出した「財政分析データ」に基づいて、各市の財政状況を比較。堺市の財政状況についても、鋭いご意見をいただきました。
さらに、「公共施設更新」に関する講師の問題提起があり、そのための基金条例などをテーマとして参加者のグループワークを実施。参加者は21人でしたが、とても楽しく、有意義な学習会でした。
午前中は市民相談に対応。また、児童自立支援施設についての住民運動をなさっている方から、何点かの質問を記したメールが届いたので、各項目への回答文書を作成させていただきました。その後は、大綱質疑の準備。そんなこんなで、今日の大泉緑地は、珍しく夕日を眺めながら歩くことになりました。
堺市や堺市教委が先週金曜日に発表した大量の「懲戒処分」。新聞各紙は20日の朝刊で報道しましたが、「在宅勤務中の映画鑑賞」を記事にしたのは、読売新聞(右)と朝日新聞の2社だけでした。また、朝日の記事は「診断書偽造で懲戒免職」との見出しが目立ち、毎日の見出しは「パワハラ教頭ら6人を懲戒処分」でした。産経は「ひまな先生は誰?…忘年会でクイズ」の見出してパワハラ教頭を、さらに別の記事で「痴漢・停職」を報じています。
このように、各紙でバラバラの報道となったのは、堺市側がたくさんの事件を一挙に発表したことによるのもです。きっと、「各事件の取り扱いを薄くしよう」とのもくろみがあったのでしょう。
26日の大綱質疑で、事件の本質をどこまで掘り下げることができるか。午前中は登庁して、また午後は事務所で情報収集に努めました。