《2021.2.18~19》
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※2月17日以前の日記は、前ページに掲載

月18日(木)0.5℃~5.5℃。冷たい風を切る気分で、朝の大泉緑地を歩きました。

午前中に議会運営委員会。25日から3日間の大綱質疑の発言順序などが決まりました。私は、26日(金)の5人目。各自の通告時間から予測すると、午後2時過ぎの登壇となる見込みです。議論を予定しているテーマは2つあるのですが、コロナ対応のために持ち時間は通常の3分の2となり、質問・答弁を合わせて26分しかありません。1テーマに絞らざるを得ないでしょう。議運終了後、関係部課に資料提供を求め、協議しながら思案しています。

●痴漢、診断書偽造、通勤手当不正受給、パワハラ、在宅勤務中に映画鑑賞
数の多さだけでなく、懲戒処分の内容も驚きです。①上下水道局職員=痴漢逮捕→停職3月、②学校事務職員=診断書を偽造して病気休暇70日→免職、③④教員=通勤手当不正受給→減給10分の1(2ヵ月)、⑤教頭=③④に関する虚偽報告→減給10分の1(1ヵ月)、⑥教員=同僚へのパワハラ&勤務時間中にスマホゲーム(35時間)→減給10分の1(2ヵ月)、⑦教頭=教員へのパワハラ→戒告、⑧産業振興局職員=無届欠勤4日と7時間→減給10分の1(3ヵ月)、⑨健康福祉局職員=在宅勤務中に映画鑑賞→減給10分の1(1ヵ月)。
このうち、③④⑤は、前議会で追及した校内不法駐車と通勤手当不正受給事件に伴い、市教委が全校調査したところ発覚したもので、事前に市教委から報告を受けていました。今回のケースは、学校外の駐車場を利用していたものの、バスや電車で通勤していると届け出て定期代(③78,650円と④71,790円)を不正受給していたのだそうです。また⑤の教頭は、市教委の通勤届調査の際、校長に虚偽報告をし、市教委に事実と異なる回答していました。
●内部告発のメールで発覚、当初は否認していた模様
また、⑨の健康福祉局職員(課長級)については、昨年12月に内部告発のメールが届いて、私から市当局に調査を依頼していました。今日の人事部の発表によると、当人は「2月2日に自身の供述を翻すまで、映画鑑賞はしていないと虚偽の報告を重ねた」とか。きっと言い逃れを続けていたのでしょうが、私の元には事実を隠すことができない証拠も届いています。
この件については、26日の大綱質疑で質すつもりでいましたので、今日の処分発表前に「本市職員の在宅勤務に関すること」としてテーマを通告しました。新型コロナ対策での出勤抑制のために市職員にも在宅勤務が求められている中での不祥事です。昨年6月には、在宅勤務中の市民生活部職員が商業施設で衣料品を万引きするという事件も発生していますが、今回は管理監督する立場の課長級職員ですから、より深刻な出来事だと思います。

朝から登庁して、大綱質疑に向けての情報収集。議会事務局で調査していると、市教委教職員人事部や総務局人事部の幹部が議長への報告のために待機する様子が見えました。「さては懲戒処分の発表?」と気づいたのは、まさに“長年の勘”です。
その後の議員への報告によると、きょう発表された処分者の数は、なんと総計9人。これ以外に管理上の責任を問われた6人の校長に、「文書訓告」や「厳重注意」という服務上の措置が行われました。

月19日(金)2.0℃~8.5℃。毎年、春を告げるように咲いてくれるくヒメリュウキンカ。

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