●手話動画の作成/観光ボランティアへの働きかけを提案
実は今日の発言の際、私は3つの言葉を手話で表現しました。まったくの初体験で間違っているかもしれませんが、ネット上に掲載されていた手話動画で学んだ言葉です。各地の自治体が作成した動画で、印刷物の絵でみるよりもはるかに動作が理解できます。そこで、本市でも動画を作成するべきではないかと提案。障害福祉課長が「有効な手段だ」と認めました。
また、堺市ろうあ者福祉協会会長の妻沼和彦さんが「堺市には有名な観光地がたくさんある。手話でガイドをしてもらえれば」と話しておられることを紹介。堺観光ボランティア協会のメンバーにも手話講習会への参加を働きかけてほしいと、提案しました。
※この他、コロナの市民生活への影響、保育施策に関する陳情についても発言。明日の日記で報告させていただきます。
健康福祉委員会の午前中の議論は、私より1つ前の順番だった議員の質疑で終わりました。このため、私は午後の市長への質問に続いて一般質問を行うというグッドタイミングの出番を得ました。
●感染状況のグラフを使って新型コロナ対策の議論
冒頭、市長に示したのは感染症対策課に作成依頼した3月6日以来の新型コロナ感染発生状況のグラフ。感染拡大の様子を振り返りながら、初当選から1年半だが、9か月を新型コロナ対策を最優先しなければならない市政運営で何を学んだかを問いました。永藤市長の答弁を受け、市民の命や暮らしを守ることは何よりも市政の第一義の課題にしなければならないと強調しました。
●手話言語普及・障害者コミュニケーション手段利用促進条例
続いて質したのは、2016年12月に制定した手話言語の普及などを定めた条例について。条例に基づく推進方針の中に「手話掲載封筒の作成」を定めながら、実現しているのは障害福祉課作成のものだけであることを指摘。ろうあ者福祉協会との懇談でも毎年要望されているのに答えていないと追及しました。障害福祉部長が「これまで気が回っていなかったが、共通物品の封筒作成でも調整する」と答弁。市長も、「きっちり対応する」と答えました。