《2020.6.13》
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※6月12日以前の日記は、前ページに掲載

6月13日(土)朝のうち一時降り止んでいた雨が、その後は断続的に。24.0℃~27.5℃。

そして最後に、以前この日記にも書いた沖縄タイムス掲載の「なぞかけ」を紹介。「布マスクとかけて」、「森友学園・桜を見る会と解く」、「その心は、口封じに使います」と発言して質問を終えました。議員席に笑いが広がりましたが、「だったら、長谷川の口にこそ付けたい」と思った職員がいたかもしれません。

昨日の健康福祉委員会での市長への質問の第2弾は、「アベノマスク」です。市長宅にも配達されたことを確認の上、堺市が寄付を求めている「N95マスクやサージカルマスク」に「政府配布マスク」加えることはできないかと質問。市長は「扱いに悩んだ。家には花粉症対策や妻の手作りマスクがあり、届いた布マスクは保管している。市民から寄付受付を希望する声が届き、一度は受付を考えたこともある。ただ、政府が多額の金をかけて全世帯に配布した意味を考えると、第2波に備えて家庭で備蓄してほしい」と、正直な答弁。自治体の長としての立場から苦しんだようです。
そこで、静岡県で社会福祉協議会が寄付受付をしている事例を紹介し、「本市も社協を通じて対応すればどうか」と提案。所管する長寿支援課長が「社協の意向を確認の上、話をしていきたい」と答えました。
●新型コロナによる生活困窮支援
市長への質問を終えて残った発言時間は5分あまり。午後の一般質問では、あらかじめ市当局に提供を求めた生活保護に関する相談件数などの表を使って議論を進めました。各区ごとのデータ提供も受けており、それによると区ごとにばらつきがみられます。ただ、全市の数字では、3月4月に相談・申請が微増しているものの、5月には減少に転じています。
ところが、別に提供を求めた緊急小口資金(取り扱い=社会福祉協議会)の相談・申込状況をみると、下の図のように激増しています。4月、5月の相談件数は前年の10倍近い数字を示し、昨年1~2件だった受理件数は4月1563件、5月1909件と爆増。生保に至るまでの救済・支援制度として活用されたことが窺えます。
とは言え、それは生活保護受給のハードルの高さを示しているのかもしれません。第2波の発生などがあれば、生活困窮に至る市民がさらに増えるのは必然です。十分な支援策を講じることを求めました。
●アベノマスク余話
なお、まだ1分少々時間が残ったので、市長への質問で取り上げた「アベノマスク」に言及。市民からの寄付の受付けが可能なら、実現を急ぐように促しました。

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