《2019.8.6~7》
(2197)

※8月5日以前の日記は、前ページに掲載

                                ▲写真は広島市HPより
8時15分、テレビの前で黙祷。広島市長が「平和宣言」で読み上げた被爆者の短歌に、あらためて衝撃を受けました。
「おかっぱの頭(づ)から流るる血しぶきに 妹抱(いだ)きて母は阿修羅(あしゅら)に」
当時5歳だった女性の歌だそうです。この歌に続いて松井市長は、「男女の区別さえ出来ない人々が、衣類は焼けただれて裸同然。髪の毛も無く、目玉は飛び出て、唇も耳も引きちぎられたような人、顔面の皮膚も垂れ下がり、全身、血まみれの人、人。」という惨状を18歳で体験した男性の話を披露。そして、「生き延びたものの心身に深刻な傷を負い続ける被爆者のこうした訴えが皆さんに届いていますか」と、会場をもとより世界中の人々に語りかけました。

月6(火台風の影響か早朝に小雨があり、その後は曇り空です。28.5℃~35.5℃。

また、式典に出席している安倍首相を前にして、「日本政府には唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いをしっかりと受け止めていただきたい。その上で、日本国憲法の平和主義を体現するためにも、核兵器のない世界の実現に更に一歩踏み込んでリーダーシップを発揮していただきたい」と求めました。
しかし、その後に挨拶に立った安倍首相は、条約批准には
ひとことも言及しませんでした。広島市長が「世界中の為政者には、核不拡散条約第6条に定められている核軍縮の誠実交渉義務を果たすとともに、核兵器のない世界への一里塚となる核兵器禁止条約の発効を求める市民社会の思いに応えていただきたい」と訴えたにもかかわらず、日本政府はこれを無視。沖縄での基地建設と同様に、安倍さんにとっては「平和」や「寄り添う」は、まったく心にもないお題目にすぎないようです。

月7(水27.0℃~35.5℃。台風が次々に発生しており、災害がないことを祈ります。

所用があって、健康福祉プラザを訪ねました。きっと昨年の今頃だったのでしょうが、体育施設を利用していた障害者の方が職員に教えられた公衆電話の場所を探し当てることができませんでした。このため炎天下を自宅に帰るはめになり、熱中症にかかったとの苦情が届きました。
調べてみると、職員が教えた公衆電話の一つは他施設の屋内にあって分かりづらく、またもう一つはすでに撤去されていたのです。9月の健康福祉委員会で指摘したら、プラザ館内に私設公衆電話が設置され、今日、1階の玄関付近で実際に確認することができました。

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