午前中に議会運営委員会が開かれました。主議題は、12月5日~6日に開会する大綱質疑の議事運営の協議です。議案質疑と合わせて、のべ25人の議員が質問を通告。私の出番は、6日(木)の2番手です。前に質問する共産党議員は「120分」の予定ですが、どうやら少し短縮してもらえそうで、11時半頃に出番がまわってくると予測されます。もっとも、共産議員が時間をフルに使った場合は、午後1時ということになります。
ところで、今日の議運には、市民から提出されている「辺野古新基地建設工事の強行を中止する意見書」に関する請願をめぐって、共産党とソレイユ堺がそれぞれ意見書案を示しました。なお、共産党は請願の決議要請に応えるもので、ソレイユ堺は請願とは別のものとの説明です。今後、両案の調整が行われることになると思いますが、私は、どちらの意見書であっても提案議員に名を連ねるつもりです。
ちなみに、東京都小金井市議会は、米軍普天間飛行場の代替施設の必要性を国民的に議論するよう求める陳情を9月末に採択しています。12月議会では、この陳情に基づく意見書も可決される見通しだそうです。
12月6日(木)に登壇が決まった大綱質疑のテーマを通告しました。「阿坂墓地における市有地の管理について」。
実は、このことをめぐる議論は、2008年にもしています。同墓地内には、堺市が旧五箇荘村との合併で引き継いだ市有地や、2005年に国から移管された里道があります。2007年、その里道(法定外公共物)上に5区画の墓地が造成され、1区画300~350万円で使用権が売却された問題を指摘。議会での議論を経て、堺市が墓地管理組合と話し合った結果、売却先に返金の上、5区画は撤去されました。
ただ、その折の調査で他にも問題点があることが判明。里道には5区画だけでなく、1980年ごろに造成された29区画の墓地や水くみ場がありました。また、合併引き継ぎの市有地にも78区画が造られ、こちらは1968年頃に6万円で売却されたとのこと。これらの事実を、堺市はこのときまで把握していませんでした。また、墓地の造成や拡張は「墓地、埋葬等に関する法律」によって「許可」が必要です。阿坂墓地の一部は同法に基づいているものの、そうでない区域の方が大きいことも判明。「市有地の適正管理」や「違法状態の解消」を図ることを、当時の理財局長などが言明しました。それから10年。果たしてどうなったかを点検してみるつもりです。
▼台風21号に痛めつけられ、その後に新しいツルを伸ばしたからでしょうか、今年は、フウセンカズラの実がまだ青々としています。茶色くなってから採種するので、切り株サンタを囲む緑のカーテンができている状態です。