「九州在宅医療推進フォーラム」の2日目午前中のプログラムは、2人の講師による「特別講演」でした。最初にリヒテルズ直子さんが「成熟市民社会オランダに学ぶ~福祉における自立的選択と自立的当事者意識を育む教育~」と題して講演。次に、大阪大学文学部臨床哲学研究室名誉教授の浜渦辰二さんが「当事者抜きの医療にならないために~エンド・オブ・ライフ・ケアの現状に焦点を当てて~」のテーマで話されました。
福岡への出張報告をまとめています。「九州在宅医療推進フォーラム」では、講師や発表者だけでなく、聴講されていた参加者からも貴重な情報をいただきました。
さて、明朝は中百舌鳥駅の北側で駅前議会報告を行います。今回はこれで最終で、11日(日)に事務所で市政報告会を開催。なお、9日(金)予定の法律相談は12日(月)に延期します。
実は、昨日のフォーラムには、妻の高校時代の友人Nさん夫妻も参加されていました。ご夫君はかつて九州大学理学部で遺伝子研究などに当たっていた研究者で、現在は佐賀県にある精神医療機関で研究を続けておられるそうです。「リヒテルズさんの講演を聴いて、これまで悩んでいた問題を解くカギが見つかった」とのこと。お誘いしたことに感謝の言葉をいただきました。
午後のプログラムは、九州各県や沖縄県での「地域活動や在宅ケアの当事者や地域住民または行政の取り組み」についての発表と、それぞれの発表者によるシンポジウです。その第1部、沖縄県宮古市、大分県杵築市、佐賀県小城市、長崎県島原市での取り組み聞きました。ただ、残念ですが時間の関係で第2部の聴講はあきらめ、博多駅から新幹線で帰宅。
中百舌鳥駅北側で議会報告。現場に到着した途端、次々と激励を受けました。また、近づいて来られた女性からは「スピーカーの音をもっと大きく!」とのご注文も。来春の選挙を控えて、皆さんの関心が高まっているのでしょうか。
午後は、子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会で委員間討議を実施。「児童虐待」「青少年のインターネット適正利用」「ひとり親家庭等への支援」の3テーマごとに、それぞれ約40分ずつ意見を交わしました。委員長を除いて10人の委員全員が発言。特別委員会らしい議論となりました。
委員会終了後、市教委、消防局、住宅部などから報告と説明を受けました。