《2016.5.27〜28》
(1701)

※5月26日以前の日記は、前ページに掲載

月27日(金)朝まで雨が残りましたが、午後は晴れ。気温は19.6℃〜26.8℃でした。

「安らかに眠って下さい」「過ちは繰返しませぬから」。写真を撮ったのは2008年7月29日。総務財政委員会の視察で広島市を訪ねた朝、一人で早く起きし、原爆死没者慰霊碑の前で祈りました。今日、米国の現職大統領が初めて広島を訪問し、この碑に献花してスピーチ。
「71年前、明るく、雲一つない晴れ渡った朝、死が空から降り、世界が変わってしまいました。閃光と炎の壁が都市を破壊し、人類が自らを破壊できる手段を手にしたことを示したのです」
「この空に立ち上ったキノコ雲のイメージのなかで最も、私たちは人間性の中にある根本的な矛盾を突きつけられます。私たちを人類たらしめているもの、私たちの考えや想像力、言語、道具をつくる能力、自然を自らと区別して自らの意思のために変化させる能力といったものこそが、とてつもない破壊能力を私たち自身にもたらすのです」
「世界はここで、永遠に変わってしまいました。しかし今日、この街の子どもたちは平和に暮らしています。なんて尊いことでしょうか。それは守り、すべての子どもたちに与える価値のあるものです。それは私たちが選ぶことのできる未来です。広島と長崎が『核戦争の夜明け』ではなく、私たちが道徳的に目覚めることの始まりとして知られるような未来なのです」
(朝日新聞の全文記事から抜粋)

●やはり「歴史的な日」
オバマさんが米大統領として謝罪しないことへの批判も聞きます。まあしかし、核廃絶を唱えてノーベル平和賞を得たオバマ大統領が、この地で祈り、被爆者と言葉を交わしてメッセージを発したことが核兵器をなくす国際世論を前進させてほしいと、私は期待しています。そして、広島・長崎の方々に放射能被害を背負わせたように、福島の原発事故、沖縄の基地と、一地方に押しつけている人々の苦しみを、日本国民の一人として分かち合う責務のあることを改めて自覚したいと思います。
■今年は、特別委員会の委員長も務めます
さて、報告が後になりましたが、今日午前中の議会運営委員会で、私の所属委員会などが確定しました。常任委員会は、昨年同様に総務財政委員会を希望したものの、同委員会の委員長に就任する会派がもう一人の委員枠を必要とするために譲らざるをえなくなり、健康福祉委員会委員を続投します。特別委員会も昨年と同じ「子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会」に所属しますが、こちらは委員長を務めることになりました。

午前中は所用があったため、お招きいただいていた新金岡小学校の体育会は午後から見せてもらいました。ところが、雨雲の通過で競技は1時間近く中断。小止みになって再開された運動場で、5・6年生による「燃えろ!169の魂」が演じられました。今年話題になった組み体操で、学校側もずいぶん気遣ったようです。しかし、参加した児童たちは湿った土を体操服にまといながら懸命の演技。終わった後、喜びの表情をいっぱい浮かべて退場しました。

月28日(土)午前中ぱらつきを感じた雨が、午後は予想外に降り、気温も下がりました。

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