遍路日記=高野山へのお礼参り
11月17日(火)第2日(河内長野駅〜三日市〜8里石〜美加の台〜遊歩道〜天見駅)
彼女たちがホームに入ってからも地元の方々との会話が弾んでいたのですが、電車がなかなかやって来ません。無人駅なのでインターホンで確認すると、どこかで線路への進入者があって全線不通とのこと。大きなスーツケースを携えた3人は、とても時間を気にしていました。乏しい語学力で事態を伝え、彼女たちの心配事を理解するのはなかなか困難でしたが、やがて遅れていた電車が到着したので一緒に乗車。河内長野駅で快速急行への乗り換えを案内し、何とか一役果たすことができました。(今日の走行距離=約8q)
昼過ぎから雨になるとの予報のため、昨日歩き納めた河内長野駅を朝7時10分に出発。約1時間、三日市駅前までの高野街道はよく整備され、歴史のある家屋も残るすてきな道でした。その後、八里石を過ぎで1時間ほど歩くと暑くなって、昨日よりも早く半袖Tシャツ姿に。
美加の台駅付近から整備されている脇道(遊歩道)が見つからず、国道371号線を進みましたが、車が多くヒヤヒヤ。途中で国道から離れるルートを見つけ、脇道へ。千早口駅から天見駅に向かっていた10時すぎから雨粒が…。
今日はここまでと決め、駅前花壇の植え付けをされている地元の方々と話していると、若い女性3人が券売機の前で戸惑っていました。どうやら、天見温泉・南天苑に泊まった中国人観光客のようです。英語で行き先を尋ねたら、「難波」とのこと。運賃表の金額を教えました。