５月９日（土）目覚めると、また雨でした。風もかなり強く、気温はぐんと下がっています。
２日目もゆっくりと過ごしたなじみの宿を発って、妻の実家へ。途中、糸島市の福吉交流センター（福ふくの里）に立ち寄りました。福岡では雨も上がっており、裏庭で採取したヤツデ、モミジ、サンショウなどの実生苗を車に積み込んで帰宅の途に。
５月１０日（日）今日は快晴です。しかし、今週は台風が近づくとのニュースが心配です。
福岡からの帰路は、神戸港着のフェリーにしました。孫たちに、葉祥明さんの本などを届けてから帰宅。事務所前で、これも以前に妻の実家から持ち帰ったシュンランが咲き始めていました。
さて、明日は「初議員会」。４月の市議選で当選した議員たちが初めて顔を合わせます。前の任期が４月３０日に終わっているため、議長も副議長もまだ決まっていません。地方自治法の規定で年長議員を「仮議長」とすることになっており、初議員会の座長も私が務めます。明日以後、会派結成の届け出があり、１５日からは「議運予定者会」で正副議長選任の協議を行うことになっています。恐らく、その座長も私に回ってくることになるでしょう。しばらくは、「とりまとめ役」を担います。
なお、駅前議会報告は１２日から始める予定だったのですが、雨が予測されるので、明朝、新金岡駅①出入口に立たせてもらいます。
地下鉄・新金岡駅①出入口で議会報告。スピーチを始めようとしている矢先、郵便局と小学校の東側交差点付近で人が倒れている光景が目に入り、現場に走りました。
高齢の男性が道路に仰向けになったままでしたが、意識はある模様。近くにおられた方がすでに救急車を手配して下さっており、消防署に近い場所だけに救急隊員がまず駆け足で姿を見せて対処。その後、病院に搬送してもらいました。一緒に歩いていた方に伺うと、工事のため仮復旧のアスファルトが作った段差に足をとられたとか。土木部の北部地域整備事務所に電話して、応急措置を依頼。また、午後から再度現場を確認すると、工事施工者の大阪ガスが点字ブロックの応急措置もしていました。しかし、人通りの多いこの場所では本復旧を急いでもらうことが必要と判断。北部地域整備事務所が工事施工者に折衝するよう求めました。
ともあれ、朝の事故現場での措置が一段落したので、①出入口でのスピーチを開始。何人もの方々から、あらためて当選祝いのお言葉をいただきました。終了後、急いで登庁。初議員会に臨みました。新議員紹介の折、「２期連続で年長議員を務め、そろそろ飽きられていると思うが、とりあえず引き続いて４年間、お付き合い下さい」と挨拶すると、会場は爆笑でした。
午前中、所用で大阪市内へ。大阪市の分割・廃止を決める住民投票を５日後に控え、宣伝活動が熱を帯びています。地下鉄の各駅前では、「反対」の意思を示すグループが雨の中で懸命に訴える姿が目立ちました。マスコミの世論調査で、各社ともに「反対」優勢を伝えていますが、投票結果は「都構想」への賛否ではなく、「大阪市廃止」を決めることに多くの人たちが気づいた結果だと思います。また、この情勢が反対勢力の動きを元気づけているでしょう。とは言え、橋下氏も最後の一手を考えているに違いありません。決して予断は許されません。