5月12日(月)第8日=宿〜68神恵院・69観音寺〜70本山寺〜71弥谷寺〜三野の宿
讃岐路(涅槃の道場)に入って2日目の旅は、ホテルから2.2qで、同じ境内にある68番神恵院と69番観音寺から始まりました。お参りを済ませて、民宿岡田ご主人のお薦めどおり、財田川の左岸を歩きました。少し先に見える稲積橋を渡って右岸から観音寺方向を目指しておられる男性遍路が2人。岡田で同宿だった神奈川県のOさん(84歳)と宮城県のSさんで、お二人は義兄弟です。「昨夜の宿からの道を間違えた」と、後で伺いました。
川沿いの自転車道を進んで到着した70番本山寺では、五重塔を背景に写真撮影。門を出るとすぐ、待ち構えていてくださっていた女性から缶茶とお菓子のお接待を受けました。
●天気が崩れ、雨中歩行
三豊市高瀬町のスーパーで弁当を買い、すぐ近くの高津神社で食べ終わったころで雨となりました。雨具を着けて出発。しばらく歩くと、今夜の宿「ふれあいパークみの」が山裾に見え始めました。その右上には、山肌に張り付いているように見える建築物があります。
休憩後、約1時間半で宿に到着。荷物を下ろしてから、71番弥谷寺に向かいました。合わせて530段になるといういくつもの階段を上り詰めた所が本堂。本堂前は展望が開け、山肌の建築物がここだと確認できました。
【歩行距離=17.3q】
四国遍路・区切り打ち日記(第5回)