《2014.5.6》
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※5月5日以前の日記は、前ページに掲載

月6日(火)第2日=伊予桜井駅前〜旧丹原町へんろ道の野口邸〜西条市小松の宿

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朝、宿まで迎えに来てくださった野口さんの車で伊予桜井駅へ。2日目はここからのスタートです。丹原町にたどり着くのはちょうどお昼。野口さんのご自宅は、かつて丹原町の中心商店街だった遍路道に面しています。「ぜひ昼食のお接待を」と待ち構えてくださり、奥様の手料理をいただくことになりました。かつて一緒に訪ねた梅山窯の砥部焼食器が並び、高級魚と言われるアコウやホゴ(カサゴ)などの魚は親戚の方(子息の妻のご実家)が瀬戸内海で釣り上げたものだそうです。
今日は参拝寺はなく、明日挑む難所「横峯寺」がある石鎚山(標高1982m)を遠くに望みながら、ひたすら歩きました。登山道にいちばん近い宿に着いて野口さんに電話すると、「10分ほどでそちらに行く」とのこと。昨日立ち寄った実報寺に加え、西山興隆寺や生木地蔵など、近くの別格霊場にご案内いただきました。

ところで、野口さんが運営に携わる「あけぼの」には、18歳〜65歳の22人が通所しています。高齢化による耕作放置地を借り受けて様々な作物を栽培。今日はタマネギ畑を見学しました。もう収穫の時期を迎えており、収穫作業を終えれば農協や産直市を通じて消費者に届くとのこと。なお、東日本大震災の際には、被災地の作業所の被害が甚大だと聞いて救援募金活動を展開。障がい者による救援活動として話題になったそうです。1年がかりで集めた募金でトラック1台を贈ることになり、代表者と野口さんが仙台市での贈呈式に参加したと伺いました。 【歩行距離=18.8q】

四国遍路・区切り打ち日記(第5回)