《2014.3.8》
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※3月7日以前の日記は、前ページに掲載

月8(土)昨日よりは少し暖かくなったようです。気温は2℃〜9℃で、晴れていました。

●市立斎場「1月2日開場」の効果
環境衛生費で取り上げたのは、市立斎場のこと。昨年3月の議会で指摘した年始における火葬の遅滞です。従前から休日としている1月2日を稼働日とすることを提案。6月の議会で斎場条例が改正され、その結果、今年1月には遅滞の発生が解消したようです。なお、前議会で指摘した入口付近の灰皿が撤去されたことも確認しました。
●受動喫煙めぐる堺市ホームページの修正も要求
ところで、市のホームページでの「受動喫煙」に関する記載が充実しました。ただ、受動喫煙を「屋内またはこれに準じる環境において…」と記している誤りを指摘。このことは、「がん対策推進条例」の議会での審議の際にも、同条例の規定について修正案を提出しています。その折、議員の皆さんには理解してもらえなかったのですが、市当局は誤りを認め、「ホームページの修正作業を行う」と答えました。

●実現間近い…福島県避難者の甲状腺超音波検査
医療対策費では、昨年9月の議会で提案した、福島県からの避難者に対する甲状腺超音波検査を市立堺病院で実施について、取り組み状況を質しました。答弁によると、すでに担当医師を確保し、福島県との調整もほぼ終え、協定書締結の段階に入っているとのことでした。

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●年度内に約100か所の児童公園で禁煙看板を設置
私が、公園での受動喫煙防止の議論を始めたのは、2012年9月の決算委員会です。大阪府が例えば大泉緑地などの園内の大部分を「禁煙」としているのに、堺市の公園では何の措置もとられていません。そこで、堺市でも受動喫煙の防止を図るべきではないかと主張したところ、同年12月の議会で建設局長が「身近な小さな公園は禁煙をめざし、大きな公園は分煙で対応したい」と答弁しました。
その進行状況を確認するため、昨日の健康福祉委員会には公園緑地部の出席を要請。同部の説明によると、昨年12月末までに15の児童公園に禁煙看板を設置済みで、今年度内(3月末まで)には100u未満の公園(約300か所)のうち100か所に看板設置を進めるとのことです。地域の理解を得るために、公園愛護委員などとの協議も必要なようですが、とくに子どもの利用が多い公園での禁煙措置がとられ始めています。
ただ、実際に設置状況を調べた新金岡町1丁「ぶうちゃん公園」の看板は1枚でした。利用者に周知するため、各入口に設置するなど、実効性のある対応を要求。また、なるべく早く、市内全域の公園に禁煙措置が及ぶよう求めました。
●予算委健康福祉分科会で「がん対策」の取り組みを検証
同日開会になった予算委員会健康福祉分会では、公衆衛生費(疾病予防対策費)、医務費(医療対策費)、環境衛生費(斎場運営費)について議論。まず、がん対策推進条例の制定を契機に、施策がどのように拡充したかを質しました。また、新規施策のうち「がん対策推進講演会」(12月21日開催)については、実際に聴講して感じた問題点を指摘。市当局も一部に不十分さがあったことを認め、「反省している」旨の答弁がありました。