11月11日(月)第3日=旧御荘町の宿〜旧内海村〜岩松地区〜旧津島町の宿
●最初に失敗は杖忘れ
遍路旅でよくやる失敗は、忘れ物と道しるべの見落としです。今日は何度も繰り返してしまいました。まず、宿に遍路杖を残したまま出発し、2qほど歩いて気づきました。取りに戻る途中、宿の主人が軽四トラックで追いかけてきて届けてくれました。
●2度見落とした道しるべ
失敗は続きます。国道56号から遍路道に入る標識を見落として進み、後戻り。さらに、柏坂への入口標識(写真上)が目に入らず、右の道を直進。未整備の山道に入ったところで、遍路案内が見当たらないのが不安になり、10分ほどの距離を戻りました。
●厳しかった柏峠
柏峠は厳しい坂道ですが、落ち葉が美しく、また山中にトイレが整備されるなど、地元の方々の温かさを感じます。
●歴史感じる旧津島町
岩松川に沿った旧津島町の中心部には獅子文六が「てんやわんや」を書いたという古い旅館もありました。ただし、私の宿は町外れのビジネスホテル。食事は近くの居酒屋です。店を切り盛りする夫妻の出身地「下灘」と「北灘」が、屋号の由来だと聞きました。
【歩行距離15.3q 27,146歩】
四国遍路・区切り打ち日記(第4回)