12月16日(月)昨日同様に最高気温は10℃でした。冷たい空気がずっと続いています。
最終本会議(19日)の議事運営を協議する議会運営委員会が開かれました。今議会に市長から提案された案件には全会派が賛成するため、簡易採決となります。ただ、市長が最終本会議に提案する泉州水防事務組合議会の議員(知識経験者枠)については、全会一致とならず、選挙が行われることになりました。
議運が終わってから市役所本館の1階ロビーで開催中の「きてみて!本の森」を見学。この催しに協力している「子ども文庫連絡会」のお母さんたちに、「長谷川さんが推薦したい本を選んでください」と依頼され、タイトルが私にピッタリの「はせがわくん きらいや」を選びました。
先日来、東区の白鷺公園で起こった事故についてご相談を受けており、午前中に現場を確認。午後、公園緑地部から対応状況の説明を説明を受けました。
ところで、泉北高速鉄道を運営する第三セクター「大阪都市開発」(OTK)の株式売却をめぐる大阪府議会の審議が注目されていましたが、今日午前中に開かれた都市住宅常任委員会で、維新の密城浩明議員(堺市南区)が造反して否決。午後の本会議では、密城議員のほかにも、西恵二(堺市中区)、奥田康司(高石市)、中野雅司(大阪市住吉区)の各議員が反対にまわったため、否決されました。
ご存じの方も多いでしょうが、長谷川集平さんの作品です。1955年に発生した森永ヒ素ミルク中毒事件は、赤ちゃん130人が死亡、1万3千人余りの乳幼児たちに大きな健康被害をもたらしました。著者も被害者のひとりで、「母が事件を知り断腸の思いで母乳にきりかえ現在私は二十才をむかえて健康にありますが、生まれつきのほそいからだと、やはりこのモリナガぬきに今の私は語れません」と後書きに記しています。1976年に刊行されたこの本は、「第3回創作絵本新人賞」を受賞。ヒ素ミルクの被害で体が優れない「はせがわくん」を、周りの子どもたちが受け止める友情を描いており、私の娘や息子も子ども時代に読んでいます。その後、出版社が倒産して絶版となり、今日の会場で私が手に持っているのは2003年の復刻版です。
堺市議会や和泉市議会の決議、市民団体の署名などを無視し、強引に事を進めようとした大阪維新の会の企ては内部からの造反によって頓挫しました。松井知事は「わがまま、駄々っ子」と言って4府議を切って捨てましたが、その結果、維新府議団は府議会で半数を割ることになり、今後、厳しい府政運営を迫られるでしょう。
12月17日(火)曇り空で、気温は昨日と同じ。ただ、風がなくて体感温度は和らぎました。