5月23日(木)ほったらかしのシンビジウムが、今年は3種の花を咲かせてくれました。
朝、「竹山という人がのぼりを立てて演説してる」と知らせてくれた方がありました。もちろん竹山市長です。地下鉄・新金岡駅A出入口に足を運び、私の姿が見えて気が散ってはいけないと思い、少し離れたところからしばらく聴かせていただきました。
「4年前までは、この駅から府庁に通勤する一公務員でした」「市長となって、市政の見える化を進めてきました」「堺市は、政令市としての権限と財源をもらって発展させます」「堺市の分割をすることがあってはならない」「私は、地元北区の黒土町で生まれました。堺で生まれ、堺で育った者でなければ堺は変わらない」
記憶に残ったフレーズは、こんなところです。最近、市内各所で精力的にスピーチをされているようですが、さて、これらの言葉が道行く人にどう受け止められているでしょうか。
5月24日(金)今日は29℃。昨日来、株価の乱高下が経済政策への不安を示します。
もっとも、歴代市長には見られない姿は印象に残りました。竹山さんが再選出馬を表明している市長選挙は、9月15日告示、29日投開票です。対抗馬を立てるという維新の会の候補者はまだ名乗りを上げておらず、支持率低下の上、橋下共同代表の発言で受けた大きなダメージから力を盛り返すことができるのかも注目されるところです。
そんな維新を「大阪から放逐する」と、竹山市長は自民党のパーティーで発言したとの報道がありました。前回市長選では、自民(後に一部が維新)、公明、民主各党が現職木原市長の当選を目指して、橋下知事(当時)の全面支援で戦った竹山候補と対立。市民からみると理解に苦しむような政治構造の変遷です。「都構想」をめぐる対立だけでなく、市民が求めているものをほんとうに見極められた人に有権者の支持が集まる…と、私は見ています。4年前、主要4政党の支援を得た現職を新人・竹山氏が大差で破った原因は、橋下人気だけではなく、既成政党によるなれ合い政治にあきあきした市民意識が背景にあったことを忘れてはなりません。
●市議会の正副議長人事は進展しました
ところで、ここ数日協議が難航してきた正副議長選考が、昨日の会議終了後に進展しました。今日9時開会の議会運営員会に、公明、維新、ソレイユ、自民4会派が調整をつけた候補者を報告。格段の異議がないことから、了承しました。10時からの本会議で、まず新議長を選出、副議長の辞職を許可した上で、新副議長が選出されました。その後、他の諸役員選出のための調整が行われ、明日午後1時の議運で再協議します。