《2012.2.25〜28》
(1073)
※2月24日以前の日記は、前ページに掲載

月25日(土)ほんの少し寒さがゆるんだようですが、お天気はどうやら下り坂です。

毎年お招きいただいている私立幼稚園の生活発表会を見せていただきました。昨年度から、年少、年中、年長の3部制で催されるようになり、今年は第3部(年長組)を拝見。さすがに成長の跡が窺える、楽しい演技でした。
午後は、市政課題についての相談で、3人の方が事務所に来られました。難しいテーマですが、市当局の対応は適切なのか、また、何か背景事情はないのかなど、調べてみる必要がありそうです。

月28日(火)今朝は−2℃。しかし午後9℃まで上がって、寒さはゆるんだようです。

大綱質疑の1日目は6人の議員が質問に立ち、19時5分までかかりました。印象的だったのは公明党の質問で、これまでは2問目に要望を述べて終了というパターンが多かったのですが、今日は4問目まで用意。竹山市政への批判的立場を鮮明にするねらいでしょうか。
●思わず拍手…「震災がれきの受け入れ」めぐる野村議員(自民党)の質疑
他方、自民党・野村友昭議員の質問は感動もので、拍手を送りました。まず、堺屋太一氏が「橋下大阪市長は織田信長や平清盛の資質をもっている」と産経新聞で評したことをとらえ、「信長は上洛の際、堺の町に2万貫の矢銭を課した。現代通貨に換算すると約6億円だ。堺市の税収中450億円を大阪都に持ち去ろうとする橋下さんに比べると優しい」…と巧みな揶揄。
さらに、震災がれき処理について、前提となる数値そのものが信用できず、広域処理にこだわる政府に不信がある。堺市が受入可能と示した3万トンなら、30万ベクレルのセシウムが大気中に放出される。放射能汚染のがれきを燃やせば処理設備が汚染されるが、その除染や補修費用の補償もない。処理予定の東工場周辺は田や畑のある良好な住空間だ。「安全」と「安心」は違う。数値で「安全です」と言っても、住民が不信感を持ち、安心できなければ意味がない。市民本位で問題をとらえてほしい。現地処理という解決法もあり、仙台市の取り組みなどが参考になる。……淡々と語る冷静な主張は説得的で、竹山市長もうなずいていました。

今日は、「樋上忍先生の旭日双光賞受賞を祝う会」に出席させていただきました。樋上先生は小児科医として堺市の医療施策の充実に大いに尽力してくださった方。2002年以来10年にわたって堺市医師会長を務めておられます。ちなみに、私が政治の師と仰ぐ市川房枝さんは、「政府が人間に等級を付けるなんて失礼だ」として叙勲を断った人で、私自身の気持ちも市川さんに近いものがあります。しかし、社会的に功績のあった方が褒賞されるのはうれしいこと。また、このたびは「健康福祉委員会委員」としてお招きを受け、喜びの気持ちをお伝えしました。
ところで、出席者名簿によると255人(多くは医師)が集った会場で、私の記憶では初めて言葉を交わしたと思える方々から、予期しなかった言葉をいただきました。「駅前で、ときどき演説を聞いてます」。駅名を伺ったら、「三国ヶ丘」「百舌鳥」「浅香」「堺東」とそれぞれ。駅立ちに注目してくださっていることに、感謝しました。

朝から午後まで、事務所で作業。29日の大綱質疑で使うパワーポイントを仕上げ、議会事務局に届けました。必要な資料は市の担当部局からデータを送信してもらうなど、発言準備も様変わりしました。登庁した折に、市教委学校管理部、建設局土木部などと打ち合わせ。市当局も答弁の準備を進めています。

月26日(日)また冷たい朝となった大泉緑地ですが、梅の開花は進んでいます。

月27日(月)朝は−1℃。昼間7℃まで上がったものの夜は2℃。また、寒い日です。

「アクション日記」月別インデックスへ