11月10日(木)昨日同様に17℃。「秋」が一挙に、そしてどんどん深まっています。
今日は、10月1日にオープンした「堺伝統産業会館」を訪ねてみました。刃物、線香、注染和晒、緞通、昆布、和菓子など、堺ゆかりの名産品を販売するショップは、堺土産を選ぶのにとても便利な施設です。
午後、少し遅めの登庁となりましたが、財政局、総務局などからの報告を聞きました。また、議会改革を検討している議会力向上会議の正副座長から要請があった、「議会基本条例」の前文と目的条項について、私の提案を提出しました。
5年ぶりになる韓国訪問の目的は、忠清北道・清州市の「HIVE」という団体が主催する作品展を見ることです。「HIVE」は清州市から補助金を得て、アート作品の制作作業場を提供したりイベント企画をしており、私の息子がこの活動に参加しています。観光の合間に、清州市議会やソウル市庁(市役所)を訪問。旧知の全北大学校法科大学・鄭在吉教授にもお目にかかり、大阪のダブル選挙やソウル市長選挙(10月26日)などを巡って意見を交わしました。
●長谷川案=「議会基本条例・前文」
本市は、中世「堺」における市民自治の発祥を誇りとし、「自治都市・堺」の実現に努めてきました。本市議会においても、昭和58年、市民の直接請求に基づく「堺市議会議員及び市長の倫理に関する条例」(堺市政治倫理条例)を制定するなど、議会の改革と市民参加を試みてきました。
いま、さらなる地方分権の推進や住民主権の拡大によって地方自治の発展をめざす時代にあって、市議会の基本的権能を高め、より多くの市民の市政への参画を促すため、ここに議会基本条例を制定します。
●長谷川案=「議会基本条例・目的条項」
第1条 この条例は、堺市議会(以下「議会」という。)及び堺市議会議員(以下「議員」という。)の責務、活動の原則、組織、市長その他の執行機関(以下「市長等」という。)との関係、市民との関係等に関する基本的事項を定め、市民に開かれた議会の実現を図ることにより、市民の福祉の向上及び市政の発展に寄与することを目的とする。