3月11日(金)寒い朝、予報になかった雨。そして、東北・関東に「巨大地震」のニュース…

今朝はまず、若いお母さんたちが地元の小学校のことで相談に来られました。その後、所用で目的地に向かう途中、近所のケーキ店(Risa Risa)前で子どもたちがチラシを配っていました。自分たちが企画したケーキの宣伝活動だそうで、店内には同店の評判商品と並んで、「今月の新作・北区こどもカンパニー企画」と表示された「フルシュー」が陳列されています。早速買い求めて食べてみると、なかなかの味です。「北区こどもまちづくり事業」のひとつだと知り、別グループの商品を販売する店に足を延ばしましたが、早くも売り切れ。また、区役所で感想発表会があると聞き、のぞきに行きました。この事業は、公募に応じた小学生31人(13校)と中学生7人(3校)が5つの「こどもカンパニー」を設立して、今日で6回目になる体験を積み重ねてきたのだそうです。子どもたちのいきいきとした感想を聞いていて、こちらも楽しくなりました。
●甚大な被害と原発事故への不安
一夜明けた東北各地の被災状況に衝撃を受けました。福島原発の事故も深刻です。ご親族や知人の身を案じておられる方々がいらっしゃることを思い、今日は、予定していた挨拶まわりを控えさせていただきました。

気温2℃で始めた中百舌鳥駅の北側広場での議会報告は、思わぬ雨にも遭いました。もっとも、今朝の駅前報告の場所に屋根のあるここを選んだので助かりました。泉北高速や南海高野線から地下鉄に乗り換えられる方の大多数は選挙区外にお住まいだと思われるのに、受け取っていただいた「議員活動報告」の数は、これまでのどの駅よりも多いのです。
終了後、大泉中学校の卒業式に出席。なお、このところ事務所に来てくださるボランティアの方々が多くなり、スタッフは仕事の割り振りに気を遣っています。お陰で私は、安心して午後から挨拶まわりに出かけました。訪ねたのは、竹山市長が大和川線の工事を強行再開する口実にした、「7割賛同」の調査地域。お目にかかった方々に、堺市の職員らが行った「訪問調査」の様子を確かめてみると、実にいい加減なその実像が見えてきました。
●東北・関東地方に巨大地震(東北地方太平洋沖地震)…
事務所に戻ってくると、「東日本で大きな地震があった」と皆が心配していました。事務所で仕事をしていて、地震発生時刻に誰もがめまい症状を覚えたのだそうです。そう言えば、私も、訪問先団地の階段で思わず手すりを握ったことを思い出しました。それにしても、阪神淡路大震災の規模を上回る巨大地震の被災状況が心配です。津波による多数の犠牲が生まれたらしいこと、石油コンビナートの火災、福島原発の放射能漏れと避難勧告…、次々に深刻な状況が増しています。堺市も19時40分に救援対策本部を設置。緊急消防援助隊と災害派遣医療チームの派遣を決めました。近く発生が予想される東南海・南海地震の際、臨海コンビナートの被災にどう対応するか…。備えの強化を点検する必要がありそうです。

3月12日(土)想像を絶する超巨大震災。被災地への早急な救援が何より望まれます。

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《2011.3.11〜12》
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