「議員活動報告№45」をほぼ仕上げました。この号では、竹山市長が掲げる「市長のマニフェスト６０」の取り組み状況を点検しようと思っています。もっとも、マニフェストの仕組みを提唱した北川正恭さん（早稲田大学教授・元三重県知事）によれば、「マニフェストは数値目標、期限、財源、工程表などをきちんと約束するもの」「いわゆる体系だった政策で約束をするということ」だそうですから、竹山公約は「マニフェスト」と言えるほどのものではなさそうです。ともあれ、市長にその自覚があるかどうかは、この際、問いません。午後、登庁して、上下水道局、議会事務局などと協議。

南図書館のロビーで開催中の「母への絵手紙展」。ご案内をいただいていたのですが、最終日の今日、やっと見せていただくことができました。１０時のオープンと同時に会場に入ったところ、次々と見学者の方々がやって来られて大人気。図書館長の話では、「土曜、日曜は図書館の利用者よりも多かった…」とか。
午後、登庁すると、また自民会派と大阪維新の会の離合集散があったようです。明日から攻防が始まる議長・副議長選挙、さらには来春の市議選を前に、さまざまな思惑が働いているのでしょう。

駅前議会報告の皮切りは、地下鉄・新金岡駅④出入口です。利用者数は他の出入口に比べて少ないのですが、「議員活動報告」を受け取って下さる方は多くて、前回よりもさらに１割増えました。終了後に登庁し、５月議会前の最後の議会運営委員会を傍聴。その議運で、長年にわたって実現を求めてきた「議会公開」が少し前に進むことになりました。
①各区役所のモニターで本会議の様子を見ることができます。→９月議会から実施予定
②本会議のインターネット中継が始まります。→(補正予算措置)来年２月議会から実施予定
③本会議場・委員会室のスクリーン設置＆拡充。→(補正予算措置)１２月議会から実施予定
実施には約９９０万円の予算が必要ですが、区役所のモニターテレビや各家庭のパソコンで本会議の模様を見ていただくことができるようになります。また、これまで委員会室でしか利用できなかった画像表示の装置が本会議場にも設置され、議論が分かりやすくなることも期待できます。とはいえ、大阪府議会が実施済みの１問１答での質疑方式などは先送りです。
●次期正副議長・議運正副委員長などの人事は難航
ところで、５月議会の前半は議会の役員改選です。次期議運委員予定者の会議が開かれ、まず議運正副委員長の人選が始まりました。ただし、この役職は正副議長とのバランスを計りながら各会派が分け合うため、その候補者人事と併せての駆け引きが行われているはずです。今日中には決着できず、会議は明日午後１時に再開されることになりました。