1月31日(土)気温は高かったものの、お天気は一日中ぐずついていました。
※1月30日以前の日記は、前ページに掲載
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《2009.1.31〜2.3》
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午後から、一昨日の地裁判決についての弁護団からの報告会議。ホームページでのお知らせをご覧になり、わざわざ和泉市から来て下さった方もありました。また、弁護士事務所には他自治体から判決文の請求もあったそうです。指名停止業者への発注を厳しく戒め、コンプライアンスの確立を求めた裁判所の判断は、各地の行政機関に影響を与えそうです。
●求められる…指名停止業者への厳格な対応とコンプライアンス(法令順守)の徹底
裁判官から、「必要な検討・準備を漫然と怠った結果、時間的な切迫が生じたことを理由にして、随意契約を安易に選択した」と批判されたことを、堺市長や担当職員は重く受け止めなければなりません。指名停止業者への発注を随意契約で安易に行うというようなことは、二度とあってはいけないのです。
●市議会はいったいどのような審議をしたのか…問われる議会の責任と機能
ところで、判決が「私法上の契約は無効にならない」と判示する理由のひとつに、「堺市議会の最終本会議においても、賛成多数で可決された」ということが挙げられています。この議案が審議されたのは2007年の12月議会。最終本会議(12月20日日記)で、私は「反対討論」(会議録リンク)をしています。市当局が提案に際して行った議会や議員への説明で、契約相手が指名停止中であることを隠し通していたことなどを指摘し、そのような契約議案を認めることはできないと主張したのです。ところが、この意見表明の際、私は当該契約が「違法である」ことにまでは言及していません。清水建設と随意契約をするという議案に「反対だ」と意見表明したのは私と、続いて立った共産党だけで、何も考えずに賛成した議員が非難されるのは当然です。しかし、私自身の追及の甘さも反省しなければなりません。
2月1日(日)少々冷たい風が吹きましたが、天気は回復して日差しも見える日でした。
台北駐大阪経済文化辧事處から「2009年在阪華僑春節祭」のご案内をいただいたので、会場の大阪中華学校を訪ねてみました。昨年秋の国慶行事の際にお目にかかった林錫璋先生(桃山学院大学名誉教授)や蔡麗敏さん(桃大学国際センター職員)とも再会。林先生のお薦めで「大根餅」を味わい、中華学校の生徒たちによる二胡演奏、獅子舞、民族舞踊などを鑑賞しました。事務所に戻ってから、近くの団地に「議員活動報告」をお届けしました。
2月2日(月)曇り空だったせいか風の冷たい日。満開だった梅は散り始めています。
午前中は、事務所で「議員活動報告・速報版B」を印刷。明日予定している中百舌鳥駅北側広場で、大阪地裁での判決結果などを報告しようと思っています。午後、大阪市内での所用を済ませて事務所に戻るとご相談の電話があったようなので、まず現場へ。また、夜は市政・法律相談を催しました。
2月3日(火)節分の朝は冷え込みました。そして、午後から冷たい雨となりました。
予定どおり、中百舌鳥駅の北側広場で議会報告。昨夜、事務所のスタッフが作った置き看板に書かれた「指名停止業者との随意契約は“違反だ!”地裁判決」の文字が、出勤を急がれる皆さんの目を引いたようです。奔流のような人波をかき分けて、配布ボランティアから「議員活動報告」を受け取って下さる方々が大勢いらっしゃいました。
ところで、きょうはスタッフが休みだったので一日中、事務所で仕事。来客応接をしながらホームページ更新に取り組み、「議員活動報告bR8」と「議会速報」をアップロードしました。