官公署の年末年始休業は大半が「29日〜3日」で、きょうが仕事始め。ところが堺市では、例年「30日〜4日」を休業として、5日から業務を開始します。29日と5日が土曜日となる今年の場合、29日から休みの市役所が開くのは7日です。市のPRが行き届いていないようで、朝から事務所に苦情の電話が何本も入りました。中には、「あんたが悪い!」と怒り出される方も…。「なんで私が…」と思いながら、受話器の向こうに平身低頭。長谷川事務所もスタッフが休んでいるため、年賀状の返信、年を越してしまった仕事の処理、「議員活動報告」の配布地域調整など、てんてこ舞いの一日でした。
きょうも事務所には、市役所の休業期間についてクレームの電話が続いています。スタッフの一人が出勤してくれたので、私は、地元町内へ
「議員活動報告」(新春号)を配りにでかけました。新金岡町5丁という地域にはおよそ1300戸近くがあるのですが、前回から、ほぼ半分を引き受けた下さる方があるので大助かりです。
配布中に、永年お世話になってきたKさんが亡くなられたとの連絡があって、驚きました。難病を背負いながら府立高校の教員をしていたKさんは、少し早めに退職し、闘病生活に専念中でした。私たちが1970年に創刊した新金岡団地の地域新聞「こんにちは!」の編集・発行を、お連れ合いが引き継いで下さったことからご縁が生まれ、直接お話しする機会は少ないものの、ずっとご支援をいただいてきました。最近も、お連れ合いの介助を受けて車いすで外出される折にお目にかかり、お元気にされていると思っていたのに、突然の訃報はまことに残念です。謹んでお悔やみ申し上げます。
さて、そのKさんの通夜式で、思わぬ方に出会いました。下橋邦彦さん。私の大学時代、神戸大学に在学されていて学生の自主活動を通しての交流があり、夜遅くまで議論が続いたときにはご自宅に泊めていただくなどの迷惑もかけています。Kさんとは、府立柴島高校が新設されたとき、共に学校づくりに励んだ仲間だと伺いました。30年ほど前に偶然乗り合わせたフェリーで会って以来の再会ですが、文字どおりKさんの引き合わせです。そして、いま下橋さんが取り組んでいる
「教師駆け込み寺」のことを知りました。