10月4日(木)ハイビスカスは夏の花ではなく「秋の花」だそうで、とても元気です。
《2007.10.4〜5》
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※10月3日以前の日記は、前ページに掲載
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JR堺市駅前での議会報告。馴染みで駅ではありますが、私の姿が見えない堺区側でも、お声ををかけて下さる方が何人もあり、また、大勢の方々が「議員活動報告」を催促して下さったそうです。この場所も含め、用意していた配布物は1枚も残らずに受け取っていただきました。民主、自民、公明の3党などが、多数決で押し切って市議の海外旅行を復活させたことが、市民の皆さんにとって、堺市政の現状をいちばんご理解いただける事件になったようです。まことになさけなく、また悲しいことです。
午後は、きょうから資産報告書の審査が始まった倫理調査会を傍聴。市民委員は、先に抽選で選ばれた男性4人と女性3人。また議会委員も、1人を除いてメンバーが入れ替わりました。1日で26人の議員分を審査するという超スピード進行でしたが、市民委員の皆さんから次のような指摘があって感心しました。
@池田克史議員は、3000万円の退職金収入があったのに、なぜ、預貯金がないのか。
A土師純一議員、水谷一雄議員が持っている株式は、配当金がなかったのか。
B榎本幸子議員が昨年の報告書に記載していた動産が無くなっているのは、なぜか。
C田中丈悦議員の預金額の実額記載は分かりやすいが、ルール違反にはならないのか。
D増栄陽子議員の賃貸料収入が、昨年の報告額と大きく異なっているのはどうしてか。
E長谷川俊英議員、田渕和夫議員の場合、年金の収入額と所得額に差があるのはなぜか。

初めて審査に加わった市民委員の方々が、事前に昨年度の報告書と比較するなど、しっかり資産報告書を点検してこられた様子が分かります。これに対して、議会委員の皆さんからの指摘はほとんどなく、はたしてきちんと準備して調査会に臨んだのでしょうか。
なお、私の年金収入は桃山学院退職に伴う私学共済のもので、受給額を「収入」として記載し、法定の控除額を差し引いたものを「所得」として記載しています。この程度のことは、事務局が説明すればこと足りるのではないかと、思うのですが…。
10月5日(金)夜明け前にたくさん降った様子の雨は、明け方には止んでいました。
今朝は、中百舌鳥駅の北側広場で議会報告。この駅から乗車される方のほか、圧倒的に人数の多い泉北方面や高野線沿線から地下鉄に乗り換えられる方々に語りかけ、「議員活動報告」をお渡ししました。「きょうも反応がすごかった」という配布ボランティアの感想を後で聞きましたが、前回配布数の2倍以上を用意していたのに、昨日同様に1枚も残りませんでした。1ページの海外旅行記事を両手でかざし、「絶対にやめさせて下さい」と声をかけて下さる方もあり、皆さんの怒りをひしひしと感じます。
なおきょうは、議会のトイレで出くわした公明党の某議員に、「海外視察では賢明な判断でしたね」と水を向けると、「この状況で、私たちは絶対に参加することはありません」と答えました。神戸市議会がここ5年間休止し、大阪市議会も昨年、一昨年の実施を見送り、京都市議会も今年度は中止。そんな中、4年間やらなかった「海外視察」を復活することが、いかに市民感情にそぐわないか…この党は敏感に感じているようです。「政令指定都市になって、議員の国際感覚を養うため」なんて口実を設けて公費海外旅行を提案した民主党の鈍感さや、これに便乗した自民党のずるさに、市民の怒りが集まるのは当然のことです。
街頭活動終了後、このところたまっていたご相談ごとの処理に当たり、大阪府総合労働事務所や堺市の担当者らと折衝。そして夜遅く、また、まことに深刻な生活相談に来られた方があって、応談しました。