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《2007.9.1〜9.4》
9月1日(土)「雲が広がり雨が降りやすい」…。天気予報に裏切られっぱなしです。
「どうしても、子どものことを話しておきたいのです」と、ある市立幼稚園の保護者の方が訪ねて来られました。症例の希な病気をお持ちのお子さんがその幼稚園に入園できた経緯や入園後の教育内容、そして我が子の難しい病気と向き合う母親の思いを切々と話して下さいました。堺市の教育制度などにも、厳しく的確な認識もお持ちです。帰り際に、「息子さんがいらっしゃるでしょう。中学校の同級生です」…。その世代が、懸命に子育てに励みながら暮らしを営んでいることを、あらためて実感しました。
9月2日(日)昨夜はしのぎやすく、朝、気持ちよく目覚めたのに、また暑くなりました。
昨晩あたりから、世界陸上の中継に少し興味を持ち始め、今朝の女子マラソンも後半をテレビ観戦しました。久しく長居公園に足を踏み入れたことがなく、陸上競技場がこんなに“立派”になっていることも知りませんでした。ただ、今年2月にあった
ホームレス・テントの強制撤去など、大イベントの陰で必ず起こっている弱いものいじめの事件が気になるところです。
さて、今週から始める予定の駅前議会報告でお配りする「議員活動報告」の原稿が、ほぼ仕上がりました。ただし、議会での議論の進展に応じて、紙面も変わっていくかもしれません。とりわけ、いま仕掛けられている決算委員会総括質疑での発言に関する理不尽な時間制限の動きに対しては、重大な決意で対応するつもりです。
9月3日(月)「二度あることは三度ある」。遠藤農水相辞任で、安倍内閣は断末魔…
9月議会が開会されました。午後の本会議に議案が提案され、5日〜7日の本会議で大綱質疑が行われます。今議会は、私に大綱質疑(議案および市政全般に関する質問)の出番はありませんが、議案質疑(提出議案だけに限定した質問)を予定しています。
ところできょう、本会議が始まる1時間余り前に「堺市の図書館を考える会」の皆さんが陳情書を持ってこられました。昼食を後回しにしてじっくり懇談。熱心な市民の皆さんから、いま図書館が抱える問題を勉強させてもらいました。夜は、事務所で市政・法律相談。わざわざ、南区赤坂台からお見えになった方もありました。また、北区内の少し離れた所から自転車でお越しになった方は、選挙前、私がおんぼろ自転車で地域を回っていることに感動して、ご家族にも投票を勧めて下さったそうです。
9月4日(火)きょうも、まだ厳しい残暑。議会運営委員会でも熱い議論がありました。
傍聴のために出席した議会運営委員会。いつものようにあっさり終わるだろうと思っていたのに、なんと10時から始まって午後まで数時間、何度かの休憩を挟む議論が続きました。もっとも、一昨日の日記に書いた決算委員会での発言時間制限など、議論が長引く要素がなかったわけではありません。ところが、まったく予期しなかったもめごとが、私が行った「議案質疑」の通告をめぐって起こりました。従前の決めごとに基づいた通告なのに、その経過や議会運営の原理を忘れ去って、多数決で「今回は発言を認めない」ことにしようとしたのです。「まあいい、無理を通すなら、道理は裁判闘争に持ち込んで…」と思っていたら、どこかに知恵者がいたようで、なんと、私に「大綱質議」の権利を回すことで決着。きょうは詳しく書く暇がありませんが、いずれ、議論の様子をご報告したいと思っています。