決算委員会の総括質疑で私が取り上げたのは、「ひとにやさしいまちづくり」と啓発プレートを掲げた堺市施設のエレベーターが、いつもは電源を切られて動いていない…という話です。大浜体育館(写真右)のほか、金岡公園体育館、初芝体育館、東百舌鳥公民館などで同じ状況が見られました。貼ってあるプレートは、「堺市福祉まちづくり環境整備要綱」の適合マーク。この要綱や「大阪府福祉まちづくり条例」などで民間の建築物には基準の厳格な実施を求めながら、驚くべき有様です。しかも、長ければ20年間、短くても9年間、この状態が続いています。
今朝の朝日新聞に、昨日の決算委員会での質疑のことが掲載されました。記事をお読み下さった方々から、掲示板への投稿も届いています。掲示板をご覧いただく場合は、「USER
ID 」と「 PASSWORD 」の欄のどちらにも「guest」と書き込んでいただければOKです。
さて、きょうは、JR百舌鳥駅前での街頭活動からスタートです。この駅での活動は3回目。まだまだ慣れ親しんだ…という雰囲気はできていません。それでも、「通りかかった方からカンパをいただいた」と配布ボランティアのFさんが驚いて報告して下さいました。お礼を申し上げようと近づいたら、なんと府立清水谷高校で同級だったNさん。偶然にも、受け取って下さったFさんは、同じ高校の先輩です。
街頭活動を終えてから、お招きを受けていた団地内の中学校体育大会を見学。事務所に戻って、倫理調査会で審議するための資料づくりを大急ぎで済ませました。
さて、その倫理調査会ですが、きょうはいつもと違って傍聴席が満員状態。各社記者のほかテレビカメラも入っています。皆さんが知りたかったのは、毎日新聞(9.13夕刊)や14日の各紙で報道された議員の「タンス預金事件」について、当の■■■■議員がどのような説明文書を提出するかです。その
釈明文書は、A4用紙6ページに及ぶものでしたが、大半が「温室育ちだった」という自分の生い立ちや「市民オンブズマン」活動について書いたもの。
そして、全新聞が「約4100万円」と報じた共同住宅購入資金を「4950万円」に変更。現金を保管していた貸金庫は自分ではなく「父親のもの」と言い、その現金は「父親が同議員のために貯めていたもの」だという旨の記述がありました。また、そのお金が「贈与又は借入にあたる部分もある」との指摘を受けたとして、「税務署等にご指導いただきながら、適正に処理したい」とも書いています。倫理調査会としては、新聞記事との食い違いなど、真実を見極めるために疎明資料の提出を求めることを決めました。次回は10月25日(水)午後2時〜です。
その上、高齢者や妊産婦、ベビー車などの利用を阻むような張り紙や、エレベーター乗降口と階が異なる事務所に行って利用手続をすることを求める掲示さえ出ているのです。これほど長い年月、誰も正そうとする職員がいなかったのも遺憾なこと。施設を所管してきた教育長に反省を促し、市長にも、「障害者施策への全庁的取り組み」を言うなら、職員の意識改革に努めるよう求めました。