《2006.9.21〜23》
(419)
9月21日(木)朝方、窓を開けたままでいると、冷たい空気で目が覚めそうです。
きょうは、健康福祉委員会。この委員会には、議員提出の議案である「障害者在宅自立支援費支給条例」の審査が付託されています。提案者の共産党に対して公明党やフェニックス民主の委員が質疑をするという、普段は見られない光景が生じました。ときには市当局への質問も交じる、白熱した議員同士の議論を展開。
質疑のなかで、「議案提出前に、共産党が他会派への呼びかけや調整を十分していない…」などという発言もあったので、委員長として、「それなら継続審議にしないか」と双方に働きかけたのですが、実らず、この議案は否決となりました。
●委員席(写真左側)の最前列が質問者、立っているのが答弁者。正面委員長席の中央が私で、右側は市当局。
9月22日(金)目覚める時刻は変わらないのに、夜明けがだんだん遅くなっています。
今朝は、南海・百舌鳥八幡駅前で街頭活動。乗降客の少ない小さな駅ですが、「議員活動報告」は気持ちよく受け取って下さるので、ボランティアの皆さんの元気が出ます。
終わってから市役所へ。昨日、延会になっていた健康福祉委員会は、始まりの部分の進行を副委員長にお願いして控室で待機。スピーカーに流れる会議の模様を20分間ほど聴いてから、委員会に入りました。陳情の審査を終えて委員会を閉会。昼前から開会した「決算審査特別委員会・健康福祉分科会」でも熱心な議論が続いたため、会議は2時すぎまでかかりました。今議会、審議が2日間にわたったのは、わが委員会だけだったようです。
ともあれ、今日の公務を終えて大阪市内へ。来阪中の
「団塊政策研究ネットワーク」世話人・前田和男さんにお目にかかって情報を交換しました。その後いったん市役所に戻ってから、市立斎場で執り行われている近隣の方のお通夜にお参りさせていただきました。
9月23日(土)春分の日。さわやかな空気に包まれた文字どおりの秋晴れです。
新金岡団地内にある幼稚園の運動会。30年余り前、私の子どもたちが通園したいたご縁で、毎年お招きいただいています。同年代のおじいちゃんやおばあちゃんもたくさん参加されていて、いっしょに演技を見せていただきました。その後、昨夜お通夜にお参りした近所の方のご葬儀に参列。また、先日からご相談をいただいている西除川の現場に出かけました。
ところで、昨晩、NHKの
「関西クローズアップ」という番組で、堺市の小児救急医療の問題が取り上げられ、家人が録画してくれていたビデオを見ました。NHKホームページの番組PRには、次のような文章が掲載されています。
「消える小児救急外来」…これまで主に過疎地の問題と思われていた医師不足が大都市部でも深刻さを増している。大阪府堺市では、一つの病院が医師不足のために小児救急の受け入れを中止したことが、別の病院への患者の殺到を引き起こし、結果として市全体の小児救急体制が「ドミノ倒し」のように崩壊した。深刻な医師不足の理由は何か?解決策はあるのか?小児救急の現場への取材を通して、医師不足の実態とその背景を明らかにし、問題解決の糸口を探る。
文中にある「一つの病院」とは市立堺病院のことで、この問題は健康福祉委員会でも何度か議論になってきました。しかしお恥ずかしいことですが、清恵会病院の小児救急が続いて閉鎖に追い込まれ、いま岸和田市民病院に患者が殺到しているという状況は、この番組ではじめて知りました。あらためて検証してみることが必要かと思っています。