※5月29日以前の日記は、前ページに掲載
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《2005.5.30〜6.1》
5月30日(月) アジサイの青、ヒペリカム・カリシナムの黄色…それぞれが鮮やかです。
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昨日お母さんたちから相談を受けた運動会のことを確かめるため、旧美原町へ。最初に訪ねたY小学校では、朝の全校集会で校長先生が話しています。「他人の気持ちを考えて行動できる人になってほしい」…。その朝礼が終わるのを待って、校長先生や教頭先生から日程変更の理由や経緯を聴きました。私立幼稚園の実施日を調べなかったこと、保護者が「連絡帳」に書いた質問への回答の不適切さなど、学校の対応にミスが続いていることを確認。子どもたちへの話のお手本を示して下さるようお願いしました。
続いてK小学校を訪ねたら、ちょうど校長先生が出かけるところでした。「緊急に招集された美原支所管内の校長会に出席する」とのことなので、あらめて午後から事情聴取。この学校でも、何人もの保護者が連絡帳などで「改善」を求めているのに、校長や学校側はミスを反省せず、自分たちの都合を押しつけようとしていることが分かりました。
市役所に戻って議会運営委員会に出席し、夏季軽装の容認や改選役員、本会議の議事運営などを協議。その後、市民団体などと懇談。走りまわった一日でした。
5月31日(火) 気持ちのいい、爽やかな天気がきょうも続きます。
所属委員会などを決める本会議が開かれ、私は、健康福祉委員会の委員長に就任することになりました。16年を超える議員活動で、これまで所属した常任委員会では未体験の分野ですが、福祉や健康に関する行政サービスへの市民ニーズが高まるなか、力一杯やってみようと思っています。このほか、議会運営委員会、行財政改革特別委員会、議会のあり方に関する調査特別委員会、倫理調査会の各委員を務めます。
本会議が終わってから、旧美原町小学校の運動会日程について市教委の福永理事(合併前の美原町教育長)と話しました。1600人余りの署名はさすがに重いようで、きのうの緊急校長会も事態解決の道を模索して開かれたようです。とは言え、学校の現場で接した校長先生の中には、きちんと問題点を感じてもらえた人がある反面、詭弁を弄して正当性を主張する人もいました。形だけの「お詫び」と言い訳で事を済まそうとすれば、保護者の学校教育への信頼がまったく失われるということに、ぜひとも気付いてほしいものです。「人は誰でも過ちを犯すけれど、他人に迷惑をかけたら、こんなふうに償うのだよ…」と、子どもたちに教えることができれば、「やっぱりいい先生だった」との評価は変わらないでしょう。
6月1日(水) 「夏季軽装」の期間が始まりましたが、まだ何となく上衣を手放せません。
市長が議案を提案する本会議のための議会運営委員会が開かれました。併せて議論になったのは、議員の海外視察です。真っ先に「実施賛成」と主張した公明党は参加見送り。先日、参加意向を示していた美原会も取りやめ。「それでも行きたい」と言っているのは、自民党市民クラブの3議員とフェニックス民主の2議員だけです。私は、財政状況の厳しさや、昨年12月議会での報酬カット議案などを棚上げしたままの事態を踏まえて、「再考はできないか」と両会派に問いかけました。次回6月6日の議運で、また議論します。