※4月12日以前の日記は、前ページに掲載
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《2005.4.13〜15》
4月13日(水) 先日いただいた三寸アヤメが早くも咲き始めました。
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昨夜のうちに雨が上がり、地下鉄・新金岡駅AB出入口での街頭活動は、予定どおり済ませることができました。きょう初めてボランティア・メンバーに加わって下さったSさんは、81歳。お元気の秘訣は歩くことだそうで、2万5千分の1の大阪府地図に1q単位のメッシュを入れ、その中のお寺などを訪ねながらメッシュを埋めておられるとか。
午後から市役所に出て、欠陥マンションに関する市民相談を受けました。その後、行政当局との協議や明日の自治体議員勉強会に向けての資料づくり。
4月14日(木) 朝から快晴で春らしい日。あちこちで花々が咲き競っています。
午後から開催した「自治体議員勉強会」は、飛び入り参加も次々あって、44人と盛況。福岡県、千葉県、福井県、岡山県など遠方から足を運んで下さった方々に加え、名古屋市議の則武勅仁さん、能登川町議の杉田米男さん、愛知川町議の塚本精一さん、大阪狭山市議の井上健太郎さん、堺市議の月森正浩さんなど、初参加の方もたくさんありました。
勉強会のテーマは「職員厚遇問題と自治体の行政改革」で、城谷たけお・大阪市議、小林昌子・和泉市議、羽場頼三郎・岡山市議が報告。自治体学会代表運営委員もつとめられる森田桂司・元八尾市助役による助言コメントを挟んで、議論を交わしました。興味を持って下さった報道関係からは、2社の記者が取材。
終了後の「情報交換交流会」にも26人が出席し、懇親を深めるとともに、元天理市議・諸井英二さんの市長選への再チャレンジを励ましました。
4月15日(金) オランダから、リヒテルズ直子さんが送って下さった球根が咲きました。
常任委員会や予算・決算審査特別委員会の改革などを検討する議会運営委員会が開かれました。前回の議論を踏まえて論点を整理し、発言時間や委員会の開催方法などを協議。自治体政治のなかで議会が果たすべき役割を自覚できる改革としたいものです。また、この議論に先立って、会議の録音テープなどの公開についても協議しました。なぜか、本会議のビデオテープ公開には難色を示す会派が多く、今後は「発言者の要請があった場合のみ録画する」ということになってしまいました。「開かれた市議会」をつくることには、まだまだ後ろ向きです。
なお、議運終了後に開かれた“非公式議運”で、今年度の「海外視察」実施について、各会派への意向打診がありました。真っ先に公明党が「賛成」と言い、フェニックス民主、自民市民、美原会、自民市議団、プロジェクト堺が続いて同調。共産党は「財政事情が厳しいから、控えるべきだ」と主張し、新しい風も難色を示しました。堺・美原市民ネットを代表する立場の私は、「もしも実施に向かうようなら、徹底した抗議活動を行う」と述べて「反対」を表明。財政の厳しさもさることながら、「職員厚遇問題」などに関心が集まる折、身勝手な“議員厚遇”を自ら決めようとしている堺市議会や議員を、市民の皆さんは容認されるでしょうか。昨年12月議会に各会派が提案した「議員報酬カット」や「議員定数削減」は、ほったらかしにしたままです。