12月29日(水)冷たい風に「師走」を感じます。東北地方では雪で通行止めも…
《2004.12.29〜31》
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※12月28日以前の日記は、前ページに掲載
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昨日の日記に、美原町長を合併後に処遇する「名誉顧問」の報酬は「月額40万円」と書いたのですが、実際は「76万円」だったため、訂正しました。
期末手当は支給されないものの、年収は912万円となり、不納欠損金などお粗末行政の責任者に対する厚遇ぶりに、美原町住民の皆さんの怒りの声が聞こえてきました。その上、すでに定年を超えていながら特別任用となる助役(2人)や収入役は、「局長級」の最高給。56歳の教育長を含め、4人とも1100万円をはるかに超える高給与です。町議18人は、報酬と政務調査費を合わせて「月額42万→88万=46万円アップ」とすることも決まっていますから、本来は失職するはずの人たちへの身分保障が際だった「編入合併」となりました。
つまるところ今回の合併劇は、消えかかっていた「政令指定都市」への夢をつなぎたい堺市側が大判振る舞いの手形を切って幕を開け、その足元を見た美原町幹部たちがしたたかに立ち回って終演を迎えました。3年前、はじめて話を聴く機会があった美原町長が、「堺市との合併の成否は、どれだけ高く美原を売りつけられるかだ」と明言していましたが、売りつけたのは、まず「自分たちの処遇」だったと言えるでしょう。だから、「住民投票によって合併意思を決めたい」という住民の皆さんの願いは、3度にわたって町長や町議会に拒まれたのです。
ところで、このところ各地で年末警戒が行われており、昨夜は地元自治会の夜警に参加。きょうは新金岡校区連合自治会にお邪魔しました。こんな議員や役人の話を聞いて、「もう税金を払うのが嫌になった」と、誰もが言いはじめています。
12月30日(木)気温はさらに下がり、「明日は吹雪…」の予報も聞かれます。
昨日完了したと思っていた仕事にやり残しがあって、130通あまりの発送作業などを「家内作業」で処理しました。毎年あることですが、今年は会計事務の処理のために事務所スタッフの一人も出てきてくれて、申し訳ないと思っています。皆さんに支えられた今年の活動も、いよいよあと一日です。
12月31日(金)朝からの雨が雪に変わり、近畿圏の高速道路も通行止めに…
大晦日の積雪は久しくありませんでした。災害多発の今年を象徴するような大荒れの天気で、2004年が終わります。泉北ニュータウンは降雪量が多く、あちこちで車の事故も起こっていました。
朝、和泉市まで、おせち料理を受け取りに行き、帰ってから事務所の大掃除。夕方、残っていた挨拶回りを済ませました。やっと年賀状の作成にかかったのは夜。某放送局の“紅白”などにまったく興味が湧かなくなって何年になるでしょうか。世の中がせわしくなり、仕事をしながら越年される方々も増えたようです。今年もたいへんお世話になりました。