《2004.10.25〜26》
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※10月24日以前の日記は、前ページに掲載
10月25日(月)朝早く、ホテルまで迎えに来てくれたタクシーで釜山から慶州へ。
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今回の韓国旅行にあたっては、インターネットで各種の情報を集めました。そのひとつが「名誉通訳案内(グッドウィルガイド)」ですが、バタバタしていて予定が迫ってから申し込んだため、希望のガイドは得られませんでした。ところが、出発前日に確認したこのサイトに、「本日の待機ガイド」の欄があって「25日の釜山ガイドOK」とのこと。すぐに電話を入れた相手が李民淑(イ・ミンスク)さんです。
「午前中釜山を観て慶州に行く」という私の予定を聞いた李さんは、「それなら自分が慶州まで案内します」と提案。釜山を出て慶州の名所旧跡を一日まわり、普門湖畔のホテルまでのタクシーも手配してくれました。支払ったタクシー代は、高速料や駐車料金を含めて日本円換算で約2万円。大陵苑、雁鴨池、石窟庵、仏国寺などを巡るガイド料は無料でした。もっとも李さんは有料ガイドもしているとのこと。ホームページでPRする旨を伝えると、「美人に撮って…」と言われた写真ですが、実の本人には及びません。
◆李民淑さんの連絡先=yms105az@hanmail.net
余談ながら、石窟庵には、堺市鳳東町のSさんが寄進された修復用の瓦が飾られていました。(写真下)
10月26日(火)ホテル周辺を散策後、路線バスで市街に出て、一日を過ごしました。
▲観光案内所のキム・ウンミさん(中央)は、
  私より上手な日本語で応対。
▼芬皇寺のボランティアガイド邊東雨さん…
  本業は慶州市役所の職員だそうです。
湖畔のリゾートホテルから慶州駅前まで、バスで約30分。駅前のツーリスト・インフォメーション(下写真の白い建物)を訪ねると、キム・ウンミさんが流暢な日本語で案内してくれました。すぐ目の前にあるレンタサイクル店(緑色建物)で自転車を借り、五陵、膽星台、鶏林、半月城、石氷庫などを経て国立慶州博物館へ。時間をかけて展示品を見学してから、発掘調査中の皇竜寺跡の真ん中をサイクリング。芬皇寺では、待機していたボランティア・ガイドの邊東雨(ビュン・ドンウォー)さんが話しかけて来て下さいました。
駅前近くの市街地に戻ると、市議補選の候補者が街頭で名刺を配って挨拶中で、カメラを向けると“ポーズ”です。自転車を返してから、またキムさんを訪ね、教えてもらった食堂で夕食。ウロウロしていたら親切な女性が声をかけて来て、身振り手振りで帰りのバス乗り場を教えてくれました。それにしてもベストシーズンの秋、慶州見学に貸自転車は大正解でした。ソウルから観光に来たという日本語のうまい韓国人夫妻が、うらやましがることしきり。