※8月22日以前の日記は、前ページに掲載
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《2008.8.23》
8月23日(土)空路でチェンマイ→病院見学?→サンガンペーンの「子どもの家」訪問
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今回のタイ旅行の目的のひとつは、北部の旧都チェンマイでストリートチルドレンの救済自立活動を見ることでした。5時すぎにホテルを出て、6時30分発のエアアジア便に搭乗。7時45分に着いた空港には、通訳をお願いしていた江藤尚美さんが出迎えてくれました。まず、ホテルにチェックインの後、近くのレストランで朝食。
次に、同行していた息子の虫さされが悪化していたため、病院に案内してもらいました。子どもコーナー(写真右)、無料のコーヒーサービス、待合室に備えられた日本語図書、ちょうどロビーで開催中だった出産前夫婦講習など、当地の病院風景を期せずして見学。なお、2日間お世話になった江藤さんは京都精華大学の卒業生です。通訳・翻訳依頼のご連絡は、e-meil:naomieto@gmail.comまで…。
チェンマイ県サンガンペーン郡オンタイ町にある「子どもの家」(セーフハウス)まで、江藤さんの車で約1時間。途中で道がわからなくなり、商店の買い物客に尋ねていると、店主がバイクで道案内をしてくれました。
この子どもの家は、アーサー・パッタナー・デック財団が設置・運営しているもので、チェンマイ在住の日本人学生(息子の友人たち)などがボランティアで支援活動をしています。説明をして下さった指導員のヨーさん(写真左)自身、1993年にできたこの施設で育ったのだそうです。
現在、6歳〜17歳の20人が住み、共同で炊事や畑仕事などをしながら、学校にも通っています。小さい子どもちはみんな人なつっこく、白いハイビスカスの写真を撮っている私を見て、どこからか持ってきたピンクの花をそっと妻に手渡した優しい少女もいました。そしてこの子らは、帰途に就く私たちをいつまでも入口から見送ってくれました。
なお、日本にも「カルーナの会」という支援組織(NGO)があって、里親里子制度、現地ゲストハウス建設、子どもたちとの交流など様々なプログラムによる活動をされています。