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《2024.3.16》
3月16(土)昨日に引き続き全日快晴。暖かさもさらに増しました。5.0℃~18.9℃。

先日の予算委員会では、各会派から関西万博をめぐる議論が聞かれました。以前の日記にも書きましたが、大綱質疑本会議で自民党議員が「能登半島復興のため、万博の延期を決断してほしい」と発言。また、市立小中学生を万博に無料招待する計画に対して、「災害時等の安全対策も立っていない」と批判されたのに、市教委は十分答えられませんでした。予算委員会では、公明党が「再検討を求める」、自民党も「反対だ」と発言しています。
そこで、最後の討論に立った私は、建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞を受賞した山本理賢さんのことばを紹介。TBS(news23)が報じた映像をスクリーンに映しました。
「建築家が社会の中で信用を失っているのではないか。大阪・関西万博、あれほどひどい計画は建築家からみたらあり得ないと思う。日常生活を阻害するような施設がカジノ。明らかにカジノのための万博になっている。(自治体や施主の)御用聞きのように建築をつくるのは建築家の仕事ではない」
ちなみに、予算員委員会では私の正面の理事者席に本屋副市長が座っています。ご自身が使うパソコンに、「くるぞ、万博」のワッペンを貼り付ているのがずっと気になっていました。そこで、「経歴(大阪府副首都推進局長)や現在の役職における意気込みが感じられる。しかし、公務員としては、万博に対する識者の批判的見解や市民の声にも謙虚に耳を傾けるべきではないか。関連予算の支出にあたって、議会での議論や指摘に十分に留意することを求める」と主張して討論を締めくくりました。
さて、今日は午前中に人間ドックを受診。毎年この時期に受けており、加齢にともなう様々な数値変化の指摘はありますが、「特段に治療を要することはない」との診断でした。

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