5月定例会の最終本会議が開かれました。任期満了に伴う市長選挙の告示を控え、通常の定例会で行う大綱質疑や常任委員会は省略。本来なら、監査委員の選任や所属委員会の決定など、議会人事を行って閉会の予定でした。
ただ、急を要するいくつかの議案が提案され、即決が求められました。その一つに、2016年に発生した北部地域整備事務所の外壁等改修工事におけるアスベスト瓦礫飛散事件に関する「和解」案件があったため、質疑に立ちました。工事請負業者に対する損害賠償請求と、逆に業者からの求償請求が併合審理され、裁判所の和解勧告を受け入れるもので、裁判所はアスベスト瓦礫飛散に対する責任を業者6割、堺市4割と認定しました。