オランダ在住の教育研究者・リヒテルズ直子さんから、新刊の著書『公教育で社会をつくる』をご恵与いただきました。熊本大学大学院准教授・苫野一徳さんとの対談を基調とした本で、「はじめに」の一節に次のように書かれています。
▼公教育、「人々の」すなわち、私たちみんなのものであるはずの教育が、なぜか、多くのいじめや不登校を生み出し、子どもたちにとって、心地よく自分らしく成長していく場ではなく、時として、管理と排他性に満ちた楽しくない場になってしまっているのはどうしたことことでしょうか。苫野さんと私は公教育を本来のあるべき姿に戻したい、すなわち、私たちみんながつくる、私たちみんなの場にしたい、という願いから、前著『公教育をイチから考えよう』(2016年)に引き続き、本書を執筆しました。
最終章には、文科省の要職を歴任された合田哲雄さんを交えた鼎談を掲載。 リヒテルズさんは、「本書は、合田さんを含む私たち三人の、新しい社会への展望の書です。本書が教育界を超えて、社会のさまざまな場にいる方々に届き、有意義で建設的な対話が重なられいくきっかけとなることを願ってやみません」と、「はじめに」を結んでいます。
さて、今朝は、地下鉄・新金岡駅②③出入口で議会報告。出勤される皆さんから、温かい励ましの言葉をいただきました。
事務所に戻り、午前中はスタッフとの打ち合わせ。午後から南花田町の残り地域を歩いて、同町への「議員活動報告」(№99)配布を完了しました。今日の配布部数は618部、所要時間2時間55分でした。配布中に若いお母さんから話しかけられ、「長谷川議員のお陰で、子どもたちの荷物が軽くなりました」とのお礼を言葉をいただきました。昨夏、北八下小学校に通う児童を助け起こした際に感じたランドセルの重たさから、通学時の携行品について調査して議会で議論したことに関心を持って下さったようです。ほかにも、「当選の新聞記事道を見て、『81歳』って驚きました」とか、「ご無理をなさらず、いっそうのご活躍を」などとのご声援をたくさんいただきました。さらに、ご自宅前の道路側溝に関するご相談もあって、事務所に戻る前に北部地域整備事務所に立ち寄って対処を依頼。
なお、今週の駅前議会報告は、11日(木)北花田駅①②出入口、12日(金)新金岡駅④出入口で行う予定です。