予算委員会の総括質疑２日目です。私の発言は午後からで、この数年間に取り上げてきた消防行政の４つの課題について質しました。
まず、２０１７年に指摘した消防救急デジタル無線談合に関するその後の経緯を確認。２０２０年に無線機メーカー５社に対する損害賠償請求訴訟を提起し、継続中です。また、そのうちの一社・富士通ゼネラルが東京地裁に申し立てた独禁法違反による公取委の措置命令取消訴訟は、一審敗訴となっているとの報告を受けました。
次に２００９年に提案した高齢者家庭への防火訪問に関して質問。コロナ拡大期に中断していた訪問活動が再開されていること、今後も重要施策の一つとして継続することを確認しました。
その次に確かめたのは、消防行政の広域化課題です。すでに高石市、大阪狭山市からの要請に基づいて消防事務委託が実現しているとのこと。災害対応などを考慮しながら、いっそうの取り組みを求めました。
最後に、２０２０年に発生した消防活動中の職員負傷事案を質しました。意識不明となった職員の一日も早い回復を願っているとのこと。今後、同様事案が起こらないよう、職員の安全確保への取り組みを求めました。
なお、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は２０２人、亡くなられた方はゼロ。堺市の新規感染者は３９人（前週月曜の１.３９倍）でした。

午後、事務所開きを開催。多人数の方々が事務所においでいただくのは、新型コロナ流行以来なかったことです。拡大が収束傾向にある時期に選挙を迎えられて、幸いでした。
なお、今日大阪府が発表した新規感染者は４９７人、亡くなられた方４人。堺市の新規感染者は６３人（前週日曜と同数）で、亡くなられた方はありませんでした。