今朝、南海・百舌鳥八幡駅前で議会報告。前回は1月30日に実施したのですが、その頃と比べて夜明けが早くなったようです。終了後、急いで登庁して予算委員会第2分科会に出席。健康福祉委員会所管事項に対する私の質疑はお昼前になりました。取り上げたのは、事務委託することになった児童自立支援施設に関する大阪府への負担金です。2年前の予算委員会で、地方財政法の解釈上、府との合意書に基づく支出は適正さを欠くのではないかと指摘。市当局が答弁不能に陥ったことをまず確認しました。そのような審議を経て、予算委員会では全会一致の付帯決議が採択されました。付帯決議第2項は「修徳学院における寮の増設費用および運営費用の負担にあたっては、法令やこれまでの経緯に照らしながら大阪府と十分に協議し、適正かつ公正なものとなるよう努めること」とあり、市当局に府とのさらなる協議を促すものです。その後、入所定員に関する「確認書」が交わされ、私は健康福祉委員会で「取りあえずは本市が費用負担をするということについてのある種の担保が取れたかとは思います」と発言しています。しかし、昨年10月、府への支出は違法とする住民監査請求が提起されました。そして、監査委員の何人かが住民側の主張を認めたことで監査不調となり、住民訴訟に発展しています。そこで今日は、「裁判所が住民勝訴の判断をしたら、どうするか」と質しましたが、市当局は「裁判中の案件に答えられない」と答弁。ただし、住民勝訴の可能性は否定できず、私自身の健康福祉委員会での私の発言は取り消さなければなりません。