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2月17日(金)快晴です。その分、朝の気温が下がり、昼間は温かに。-1.5℃~11.5℃。

大綱質疑での私の発言は、予測どおり3時休憩の後になりました。
通告したテーマは、①新金岡団地の課題と方策、②ウクライナからの避難者受け入れと支援、③通学時の携行品に関する児童負担軽減、④市長の使命と任期で、各テーマについて、通告どおりの順序で議論を進めました。
昨日の日記にも書いたとおり、④のテーマは、永藤市長の出馬表明を予測して通告していたもので、皆さんの関心も高いと思われるので、まずその議論からご報告させていただくことにします。また、残りのテーマについては明日以後の日記でお伝えしたいと思います。

●出馬表明は、永藤市長の判断か大阪維新の会の意思決定か
昨年12月10日に堺市選管が市長選の期日を決定した折、維新の市議団長が記者たちの前で「永藤市長を辞職させてトリプル選とする」旨を公言。その報道について12月議会の健康福祉委員会で質した際、永藤市長は「任期をまっとうする」との意思を示しました。
ところが、最近入手した市議団長の発言記録には、「永藤氏に並ぶ維新メンバーはいる。堺選出議員団や本部役員会で議論する」として、永藤氏の辞職をほのめかしています。そこでまず、この事実を示した上で、市長に「出馬表明は維新の意思決定か」と質問。永藤市長は、「私の決断だ」と答えました。
●出馬表明に感じられなかった維新議員団の「高揚感」
しかし、昨日の本会議で市長が「再選出馬」を表明した折、拍手を送った議員は誰一人いませんでした。維新議員団の議席にも高揚感が感じられません。「ちょっと寂しくなかったか」と、続いて永藤市長に問うと、「違和感はなかった」とのこと。また、大阪維新の会への公認手続については、「これから行う意向」との答弁もありました。
●維新がたくらんだ「トリプル選」は、2度阻まれた
選挙を党勢拡大の機会に利用したい維新市議団は、市長選をトリプル選挙にすべく、まず堺市選挙管理委員会に圧力をかけました。中立・公正な選挙を執行するための行政委員会である選挙管理委員会の委員長を議場に呼び出して質問するという異常対応も見られました。選管が毅然とした決定をすると、今度は「市長辞職」を言い出してトリプル選挙を再度画策。ところが、結局そんな乱暴な手法は実りませんでした。
そのことを大綱質疑の最後に指摘。2度にわたる維新市議団の野望が阻まれたのは、堺市民が民主主義への危機を感じたからだと述べました。また、予算調整という市長の使命を投げ出さなかった永藤市長の判断は「賢明」と評価しつつ、民主主義を守ろうとした市民の手で「市長候補」が生まれるだろうから、正々堂々の選挙戦に臨んでもらいたいと主張しました。
なお、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は1180人、亡くなられた方7人。堺市の新規感染者は102人(前週金曜の54.3%)で、亡くなられた方はありませんでした。また、この1週間(2.11~17)の感染者数は871人。前の1週間より632人の減少です。

《2023.2.17》

※2月16日以前の日記は、前ページに掲載

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