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《2022.9.30》

※9月29日以前の日記は、前ページに掲載

9月30日(金)全日秋晴れです。このところ寒暖差が大きくなりました。18.5℃~29.5℃。

堺市教育委員会の歴代教育長は14人。その前職種を調べると、①②③代=教育職、④=自治省出身→財政局長、⑤⑥=府教委出身(教育職)、⑦⑨⑪⑬=行政職、⑧⑩⑫=教育職。⑭日渡氏は永藤市長が外部から招聘した人で、大津市教育長や兵庫教育大教授などの経歴があります。
体調を崩され9月30日付けで辞任。後任教育長の任命同意の議案が今日の最終本会議に提案されました。文科省職員の粟井明彦氏がその候補です。どのような人物かとネット検索していたら、世田谷区議・藤井まなさんのブログがヒットしました。
●世田谷区教育監を突然の強引退職
ブログによると、9月2日の同区文教常任委員会で、「粟井教育監が文科省に戻り、代わりの人物が出向。教育長から『急に戻されるのは困ると意見するも、聞き入れてもらえなかった』と答弁があった」とのこと。
堺市の教育長人事が、世田谷区の人事に混乱をもたらせたと知り、驚きました。
●文科省勝手人事の被害を受けないか?
もしかしたら同様のことが起こるのではないかと考え、議案質疑に立ち、「任期内に文科省に戻さない」との担保はあるのかと問いました。市当局は、派遣に関するやりとりの公文書は存在しないと答弁。いただいたメールで藤井区議が、「世田谷区にとって迷惑」と言っていることが、堺市でも発生する懸念を捨てきれないと指摘しました。
●乏しさをが疑われる「外部人材」
ここ24年間の堺市教育長は、教育職と行政職を交互に充てる内部人事が行われてきました。永藤市長に問うと、「ICT活用など時代に対応するため外部知見を得る必要があり、日渡氏を招聘した」とのこと。後任を文科省に求めた訳ですが、果たしてどんな結果になるでしょうか。懸念を指摘した上、人事には同意し、見守ることにしました。

なお、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は2662人、亡くなられた方9人。堺市の新規感染者は287人(前週金曜の61.3%)で、亡くなられた方はありませんでした。

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