安倍元首相の国葬などについて、共同通信が電話での全国世論調査を７月３０日と３１日に実施。その結果が今日を発表されしました。
安倍元首相の国葬に「反対」「どちらかといえば反対」が計５３.３％を占め、「賛成」「どちらかといえば賛成」の計４５.１％を上回った。また、岸田内閣の支持率は５１.０％で７月１１、１２両日の前回調査から１２.２ポイント急落し、昨年１０月の内閣発足以来最低となった。不支持率は７.１ポイント増の２９.５％。世界平和統一家庭連合（旧統一教会）と政界の関わりについて実態解明の「必要がある」は８０.６％、「必要はない」は１６.８％だった。

なお、安倍氏の国葬をめぐっては各地でも世論調査が行われていて、鹿児島を代表するローカル新聞「南日本新聞」の調査結果（上の円グラフ）では、「反対＋どちらかといえば反対＝７２.２％」「賛成＋どちらかといえば賛成＝２３.１％」。共同通信の調査よりも、さらに「反対」の世論が大きいことが報道されています。
桜を見る会の事件で１１８回も「虚偽答弁」（衆院調査局の調査）し、疑惑解明のための明細書提出を拒み、森友・加計事件では公文書改ざんで一人の良心的公務員の命を奪う事態を招きながら、まったく説明責任を果たさなかった人物です。また、亡くなり方が悲惨であったとしても、その原因となった「旧・統一教会」と政治との関係が大きく問われる事態となっています。「国葬」にふさわしい人とは、とても思えません。安倍元首相の死亡直後、原子力科学者の小出裕章さんが発表された文章が腑に落ちます。「アベさんが銃撃を受けて死んだ。悲しくはない。アベさんは私が最も嫌う、少なくとも片手で数えられる５人に入る人だった。アベさんがやったことは特定秘密保護法制定、集団的自衛権を認めた戦争法制定、共謀罪創設、フクシマ事故を忘れさせるための東京オリンピック誘致、そしてさらに憲法改悪まで進めようとしていた。彼のしたこと、しようとしてきたことはただただカネ儲け、戦争ができる国への道づくりだった」。（冒頭一節）
京大原子炉実験所（熊取町）にご在職当時、何度もお教えを受ける機会があった小出さんですが、定年退職後は松本市に移られ、「安倍政治を許さない」のスタンディングを松本駅前で続けられました。さて、今日発表された大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は７２８２人、亡くなられた方６人。また、堺市の新規感染者は５４８人（前週月曜の６９.９％）で、亡くなられた方は１人（８０代）でした。

２年半ぶりの開催となる市政報告会。コロナの感染拡大は気になりますが、会場の使用制限などもないので、予定どおり開かせていただくつもりで準備しています。８月６日（土）午後２時～４時、新金岡市民センター２階大会議室。一定の感染予防対策を講じての開催とするため、マスク着用などのご協力をお願いします。今日は、当日ご報告に使うパワーポイント作成にかかりました。なお、今日大阪府で確認された新型コロナウイルス新規感染者は２５,１３４人、亡くなられた方２３人。堺市の新規感染者数は１９５２人（前週火曜の９８.６％）で、亡くなられた方は１人（６０代）でした。