今日の健康福祉委員会での議論は、結局、午後の市長への質問（４０分）内で、すべて収めました。
最初に議論した「ギャンブル依存症増加に関する心配」については、まず、あらかじめ市当局に提供を求めた「相談件数」を２つのグラフにまとめて示しました。こころの健康センターで専門相談が始まった２０１８年に一挙に増えた件数は、その後も増加の一途をたどっています。また、相談種別を比較すると、２０１８年に約７割を占めていたパチンコ・スロットが２０２１年には５割強まで減り、代わりに競馬・競輪・ボートが３割近くまで増えています。
その原因を質すと、「公営ギャンブルにネット参加ができるようになったから」とのこと。相談件数が「O」→「１５」となった違法賭博が、いま「カジノ」によって合法化されようとしていることも指摘。永藤市長の１２年前のブログなどを紹介しながら展開した議論は、明日以降の日記で報告させていただくことにします。
なお、今日の大阪府の新型コロナウイルス新規感染者は１３２０人、亡くなられた方１人。また、堺市の新規感染者は１００人（前週水曜の６１％）で、亡くなられた方はゼロと。公民館などの利用人数制限も解除されました。