堺市議会には、「国際交流推進議員連盟」という議員の任意組織があって、私もその一員に加わっています。また、堺市はASEAN(東南アジア諸国連合)各国との交流事業に力を入れ、「堺・アセアンウィーク」などの行事も行っています。国際議連は、その折に来日する学生たちとの交流などに参加してきたのですが、コロナ禍の下での交流方法を模索。今日、オンラインでの交流を試みました。アセアン側の参加者は、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムの各大学で日本語を学ぶ学生10人と教員6人。
自己紹介の後、堺市議会のコロナへの取り組みなどを説明。学生らとの意見交換を行いました。感染者数が100万人を超え、医療従事者にも死者が出ているインドネシアでは、外出制限が人々の生活に苦難をもたらせていること。マレーシアでは食料品購入の外出も1世帯2人に限られ、違反者には罰金(約1万5千円)が課せられること。また、10㎞以上の外出は禁止で、警察が取り締まりに当たっていることなど、厳しい対応ぶりが現地から伝えられました。
ロックダウンなどによって状況が回復しているベトナムでも、マスク不着用には罰金20万ドン(約900円)が課されるそうです。
市立幼稚園の廃止をめぐる問題で、元園長の立場から議会への働きかけなどの活動をされてきたメンバーのお一人がご夫妻で来訪。ご夫君は、小中学校で校長を務め、市教委の要職にあった方で、以前から顔見知り。久しぶりに、歓談させていただきました。
なお、ご来訪の目的は、昨日まで「ギャラリーいろはに」で開催されていた「氣になる玉手箱展」で私がチャリティー購入した作品(造花アレンジメント)を届けて下さるためです。その上、展示されていた素敵な絵画の一点も持参され、「事務所に飾って下さい」とのお申し出がありました。
また、オンライン授業による課題が多いことや図書館が利用できないことなど、学生ならではの悩みも聞きました。日本でのコロナ対策に関する質問も相次ぎ、「県と県の間の移動はできるの?」というタイの学生からの問いには私が対応。「緊急事態宣言では、不要不急の外出(とりわけ20時~)の自粛が求められている。禁止はされていないが控えている」と答えました。