《2020.1.20~21》
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※1月19日以前の日記は、前ページに掲載

朝、百舌鳥八幡駅前で議会報告。本当は中百舌鳥駅①②出入口を予定していたのですが、スタッフの一人から「発熱」との連絡があり、急遽、人数が少なくても対応できるこの駅前に変更。また、世界遺産と魅力的なまちづくり調査特別委員会の視察の集合時刻に間に合うよう、いつもより10分ほど早く切り上げました。
今日の視察先は、昨年4月にリニューアルが完成した広島市平和記念館です。少し早めに到着し、原爆死没者慰霊碑の前で頭を垂れました。
資料館では、最初に1996年に世界遺産登録された原爆ドームに関して、登録に至る経緯や保存に向けた取り組みについて、広島市平和推進課の被爆体験継承担当課長・中川さんが説明。続いて、同市公園整備課長の佐々木さんから原爆ドーム保存工事の経緯と手法についての説明を受けました。
その後、平和資料館の加藤副館長の案内で館内の展示を見学。副館長の詳細なガイドから、被爆の惨状がリアルに伝わってきます。リニューアルなった展示物を前に、幼い子どもをはじめ14万人もの広島市民の命を奪った核爆弾の悲惨さに涙をこらえられなくなることもしばしばでした。

月20日(月)視察で訪れた広島市、最高気温が11.5℃で防寒着が邪魔なほどでした。
月21日(火)広島での視察2日目。5.5℃~12.5℃で昨日よりも、さらに暖かい日です。

宿泊ホテルの出発時刻まで間があったので、近くの袋町小学校平和資料館に足を運びました。開館少し前だったのですが、担当のボランティアの方が快く案内して下さいました。この平和資料館には原爆投下で損傷した校舎の一部が被爆建物として保存されています。避難所となった教室や階段の壁面にチョークで書かれた伝言の文字から、被爆時の生々しい状況が伝わってきます。
なお、視察先の広島県議会では、同県が実施している「魅力ある『まちなみづくり』支援事業」について、土木建築局都市計画課施設計画グループ主査の田中亮さんの説明を受けました。世界遺産・厳島神社に至る「宮島口地区」の取り組みのほか、庄原市の「街道東城道周辺地区」、竹原市の「忠海地区」、三原市の「本町西国街道地区」などの事例について調査しました。

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