《2019.8.28~29》
(2206)

※8月27日以前の日記は、前ページに掲載

月28日(水九州北部にまた豪雨被害。堺でも雨が降り出す中を東京へ。航空便に遅れ。

東京で開かれる2つの会議に出席するため、日帰り出張。往路は少しでも楽かと航空便を選びました。もっとも、大阪・伊丹両空港ともアクセス時間や保安検査のための余裕時間などを勘案すると新幹線とそんなに差があるわけではありません。それでもボーイング777-200の405座席は、ほぼ満席でした。今日は出発、到着とも35分の遅れでしたが、前回利用時には予定機材の不具合で欠航となり、次便への変更を余儀なくされたこともあるなどの不安定さも覚悟しなければなりません。

●自治体議員立憲ネットワーク総会
最初の会議は衆議院第2議員会館で開催されて自治体議員立憲ネットワークの総会。同ネットワークは、安倍政権の解釈改憲による集団的自衛権行使容認に向けた動きに危機感を抱いた自治体議員によって2014年6月15日に設立。.昨年の沖縄県知事選挙に際しては、地元2紙に意見広告を掲載する事業も展開。ネットワーク会員ら538人と4団体から378万円あまりの賛同金を得て玉城デニー候補を応援する事業も実施しています。
私は、設立以来「監査」の役に就いて、昨日は監査報告のために出席した訳です。総会後、高野孟さんの講演があって、改憲派が3分の2を喪失した参院選の結果や、安倍首相が八方塞がりになっている政治の現状などについて、興味深い話を聞きました。

●自治体アスベスト条例研究会
高野さんの講演後、参院選への各地での取り組みなどについての報告が続きましたが、途中で退席して、亀戸にある東京労働安全衛生センターへ。アスベスト対策に関する自治体条例の制定や内容拡充について議論を続けている「自治体アスベスト条例研究会」に参加しました。
ジャーナリストの井部正之さんから、厚労省や環境省が検討している関係法規改正の動きについて報告があり、現在の自治体条例の規定や今後の対応などについて議論しました。
終了後、急いで東京駅に向かい、帰路は新幹線を利用。何とか、日付が変わる寸前に帰宅することができました。

竹山市長辞職後の市長選に敢然と挑んだ前堺市議・野村友昭さんの厳父が逝去され、正午からのご葬儀にお参りさせていただきました。
泉陽高校で教鞭をとっておられたようで、27期生(1975年卒)3年8組「野村会」の代表だという教え子の弔辞は、参列者に大きな感動を与えるものでした。化学教師としての授業がとても分かりやすかったこと、文化祭での王様役やソフトボールのクラスマッチでピンチヒッターを買って出てくれたことなどの思い出。卒業してからも担任としてずっと見守り続けてもらい、「元気をもらった」「安心できた」との感謝。そんな言葉でつづられた弔辞が読み進められると、後席に座っていた卒業生らしい女性たちの嗚咽が聞こえました。教え子にはいつも、「一隅を照らす人になれ」と説かれたとのこと。ご自身がその手本を示す人生を歩まれたのではないでしょうか。
野村市議が初当選した頃、何かの会合でお目にかかった折、私にまで「息子をよろしく頼みます」と頭を下げられた、とても謙虚な方でした。謹んで哀悼の意を表します。

月29日(木25.5℃~33.5℃。昨夜は気温が上がって、寝苦しかったようです。夜に雨。

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