《2019.5.24》
(2161)

※5月23日以前の日記は、前ページに掲載

月24(金16.0℃~30.0℃。とうとう早くも「真夏日」。朝の駅立ちでも上着が邪魔に。

南海・白鷺駅前で議会報告。野村友昭さんを応援する「チーム堺」のぼりを掲げ、明後日告示の市長選挙で、なぜ野村氏を応援するのかについて話しました。その理由は3つあります。
①怒濤の維新に立ち向かう心意気
統一地方選挙で大阪維新の会は大きな勝利を収めました。府知事・大阪市長クロス選の圧勝に加え、府内自治体でいくつもの首長の座を奪い、議員数も増大。堺市議会でも18人全員が当選するという、まさに破竹の勢いです。この選挙結果から、公明党や自民党府連幹部は維新の会の脅しに屈服し始めました。
野村さんは、府連幹部の変質への怒りから自民党を離党。当選したばかりの堺市議の職を投げ打って、市長選への挑戦を試みようとしています。何よりも、その心意気に敬服します。
②堺市には「大阪都構想」は不要
野村さんは、これまでも一貫して都構想に反対してきました。政令市の権限や財源を生かした施策の拡充こそが必要で、一般市以下に権限を引き下げ、財源も府に吸い上げられるような行政機構の改変は堺市民にとって有益ではありません。
維新の市長選予定候補は「都構想は争点にしない」と言っているようですが、争点にすれば不利と考えているからに違いありません。きっと、市の最高権力を手に入れたら、住民投票も経ずに都構想に組み込むことができると企んでいるのでしょう。

③憲法無視、人権侵害も平気な政治風土を醸成する政党に堺市政を委ねられません!
丸山穂高衆院議員の「戦争」発言に加え、参院予定候補の長谷川豊氏の「差別」発言。維新の会に所属する“政治家”たちは、どうしてこんなに人々の非難を集める行動をするのでしょうか。しかも、丸山氏は議員辞職を迫られても、「任期いっぱい務める」と居座りを宣言。長谷川氏も当初、発言は「史実」に基づくものと主張し、「切り取り」「捏造」「著作権侵害」だと批判者を攻撃していました。そして、維新の会は、これまで再三にわたって失態や差別発言を繰り返している両氏をかばい続け、利用してきたのです。
考えれば、小林・黒瀬両市議の政務活動費不正事件でもそうでした。維新市議団は百条委員会の設置や辞職勧告決議に反対して、二人の居座りを助け続けました。また、竹山市長の政治資金をめぐる議論では、「憲法14条」について質問された維新議員が「クイズか!」と発言。この党の所属議員は、自分が「憲法遵守」の義務がある公職者であることの自覚さえできていないようです。そんな政党に、果たして堺市政を委ねることができるでしょうか。
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そんな私の話をホームでじっと聞いて下さっている方がありました。その方々に対して、「市議選や府議選、それに知事選挙で維新の会に投票された方も多いと思う。竹山市長の政治資金問題を含め、政治の現状への批判は当然のこと。しかし、堺市民の暮らしに直接影響を及ぼす市行政を担うトップを選ぶ選挙では、ちょっと立ち止まって考えてほしい」と訴えました。
なお、今日は10時から最終本会議。白鷺駅前での議会報告はいつもより少し早めに切り上げて登庁しました。以前にも書きましたが、市長選告示後の議会報告は控え、終了後に再開させていただくつもりです。

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