午前中の便でオランダに帰国(?)されたリヒテルズ直子さんを関西国際空港で見送りました。驚くほど大きなスーツケースとキャリーバッグを携えて、12日間の講演旅行は大変だったことでしょう。最後の3泊は堺市内に宿を取って下さったので、その間に色々教えられました。
関空からの帰路に堺市立文化館に立ち寄り、3階ギャラリーで今日から始まった「ユウの家絵画展」を見学。障がいのある子どもたちや大人の方々が、絵画教室で描きためた作品を見せていただきました。作者の豊かな感性と、毎年、新たな進歩をとげている様子がそれぞれの作品から感じられます。なお、2階ギャラリーでは、「堺洋画協会展」と「金田徳藏『どろんこ』45年展」が催されており、こちらも拝見。元堺市職員の金田さんが、成人学校で学び始めて以来の45年にわたる作品で、『堺学』の表紙を飾った懐かしい堺の風景なども描かれています。
●明日、子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会で委員間討議
ところで、明日10時〜、子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会を開催し、委員間討議を行います。テーマは、「子どもの貧困」と「女性に対する性暴力問題とセーフティ・プログラム」で、これまで市当局に対して行った質疑や、2回の研修会、富田林病院や堺市内、横浜市と神奈川県に赴いての行政視察などを踏まえ、各委員からテーマに沿って発言していただく予定です。傍聴は10人まで。またインターネット中継でご覧いただくこともできます。
今日の「子どもと女性が輝く社会実現調査特別委員会」は、委員間討議を行うため、市当局の関係職員に出席は求めませんでした。そのため、傍聴席を委員の席に近く設置することができ、傍聴者の皆さんには議論の様子をより理解していただきやすかったのではないでしょうか。ちなみに、傍聴者は3人でした。
また、出席できなかった関係者の中にはインターネット中継で討議の模様を観察する熱心な職員もいたそうです。これも、ネット中継を実現した改革効果の広がりと言えるかもしれません。
委員も、一人ひとりが発言。手前味噌ですが、この1年間取り組んできた「子どもの貧困」と「女性に対する性暴力」というテーマについて、それなりのまとめができたような気がします。