11月5日(木)最高気温23.0℃。議会報告をお届けする際、半袖Tシャツ姿になりました。
写真の「アベ政治を許さない」の文字は、俳人・金子兜太さんの書で、作家・澤地久枝さんが安保法案強行採決に反対し、「全国で掲げよう」と提唱されたもの。7月には、長谷川事務所の前にも掲示していました。
その書をカード大にして、カバンなどに付けられるように加工したものを大量にいただきました。先日の高校同窓会の折、同級生だった三浦恒紀さんが、「君のために作った」と、持って来てくれたのです。千葉県柏市に住む三浦さんは、毎月3日、澤地さんらと国会前に立っているそうです。
同窓会の会場で同席の旧友たちに見せたところ、何枚も持ち帰ってくれる人があり、中には「私も、九条の会会員」と名乗る友もいました。まさに“戦後民主主義”の中で育った世代、危機的状況にある政治の現状に対する思いは共通しているのでしょう。
余談ですが、その同窓会当日、三浦さんは「ウィスキーを愉しもう」をテーマにスピーチ。「好き」から出発したものとは思いますが、なかなかの蘊蓄に耳を傾けました。ご興味のある向きは、三浦さんのブログ「日々折々のこと」を覗いてみてください。三浦さんには、ブログと同名のエッセイ集全6刊のほか、商社マンとして滞在中の取材を基にした小説「ジャカルタは燃えているか」の著作もあります。
今朝は、地下鉄・北花田駅BC出入口で議会報告。その後、百舌鳥陵南町2丁地域に「議員活動報告」をお届けしました。なお、今朝から配布している活動報告には、新しく作成した「議会速報D」と「E」を挟み込んでいます。この速報は、2日の議会運営委員会で小林・黒瀬両議員の責任自覚を質しているテレビ画像や関連する新聞記事を掲載したものです。
中百舌鳥駅の北側広場で議会報告。小林よしか議員の政務活動費疑惑をスピーチしたからでしょうか、受け取っていただいた「議員活動報告」は、このところの最多部数でした。また、私自身は、小林議員と同年代の女性が何人も手を差し出されたのが印象的でした。午前中は事務所で、明日の市政報告会のための資料作成。午後から登庁して議会事務局などと協議の後、消費生活センターから「第2期堺市消費生活基本計画(案)」について説明を受けました。
●感心と納得…郷原信郎弁護士のブログ
維新の党分裂騒ぎの中、橋下徹氏が、強引に開催した「党大会」を国会と内閣の関係になぞらえて語る“こじつけ論理”にまやかしを感じました。このほど、元検事・郷原信郎弁護士のブログ=「『弁護士たる政治家』としての橋下氏への疑問」を読んですっきり。郷原さんは、次のように書いて、橋下氏をたしなめています。「適切とは言い難い法律専門用語や、一般人には容易にアクセスできない判例などを持ち出して、自論の根拠づけとなるかのように見せるやり方は、『弁護士たる政治家』として厳に慎むべきだと思う。弁護士としての法的素養や実務能力は、そのようなことのために与えられたのではない。検事時代の経験だが、レスリング・ボクサー等のプロ選手が、その技を一般人に使った場合には、『凶器使用』と同等の厳しい量刑で求刑するのが通例だった。プロは、プロスポーツで培った技能を、プロ相手に使うべきであって、一般人に危害を加える方向で使うことは許されない。弁護士も、その技能を政治の分野で、非弁護士の政治家や国民を欺く方向で使ってはならないのである」