9月29日(日)今日も19℃〜28℃。天気もよく、投票率は前回市長選より高いようです。
先週末、出稿した「議員活動報告」のゲラ刷り。「橋下『神話』、堺に始まり堺に終わる」「竹山市長、維新候補に圧勝」と見出しを付けた予定稿は、どこも修正することなく印刷所に校正を渡すことができます。選挙終盤に肌で感じたとおりの圧勝で、投票箱が閉まると同時に「当選確実」が報じられました。
2月議会での出馬表明以来、休むことなく選挙に臨んだ竹山候補に、まずお祝いを申し上げます。また、この選挙にかかわった多くの方々と共に、「反維新統一戦線」の勝利を喜びたいと思います。そして私は、「活動報告」中段の見出しどおり、再選市長をまた厳しく監視します。
▼NHKテレビのニュース画面から
●「堺市役所を大阪都庁にする!」、「堺を、大阪を引っ張る大阪の中心部に!」????
「なりふり構わず」とは、まさにこのことをいうのでしょうか。市長選最終日(昨日)の堺駅前での維新演説会の動画を見ていて、あきれてしまいました。
*東国原代議士「大阪都になったら(堺)市役所に都庁をもってくればいい。都庁は一個だから、大阪府庁も大阪市庁もなくなる。そういうことを考えているのが維新なんです」
*橋下維新代表「堺は大阪のど真ん中です。大阪市と堺市が手を結んで、(堺を)大阪の中心部にしましょうよ。絶対になります。これが大阪都構想です」
橋下氏が大阪市の発展例として得意げに語る「グランフロント大阪」や「あべのハルカス」は、大阪都構想があるからできたものではないでしょう。都構想が実現すれば、堺が「大阪の中心部」になるなんて誰が信じるでしょうか。東国原氏は「ここだけの話ですが、大阪府庁は老朽化しているから…」(後は録音が悪く聞き取り困難)とも言いました。選挙の応援演説で一般聴衆を前にして、「ここだけの話」とは驚きました。それに、「堺市役所を大阪都庁にする」などの言葉は、お笑い芸人の冗談だと聞き流すことはできません。
●大阪市内にも「シャッター通り商店街」。しかし、橋下市長は・・・
しばしば紹介させていただいている「広原盛明のつれづれ日記」(9月26日)は、「大阪市内で至る所で見られる『シャッター商店街をいかに再生させるか』という具体策について」は、橋下氏が「一切口にしない」と批判しています。先日、某紙記者から「政治家としての橋下氏をどう思うか」との取材を受け、「私は、橋下さんを政治家だと思わない。市民の暮らしに責任を持つよりも、政治ゲームを楽しんでいるのではないか」と答えました。