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《2010.11.28〜30》

11月29日(月)今年は、色つきがいいドウダンツツジ。カエデは夏の暑さに負けました。

※11月27日以前の日記は、前ページに掲載

11月28(日)しっかり咲いたツヤブキの黄色が、背景のグリーンに映えています。

今日の議会運営委員会にはテレビカメラが入り、記者席も超満員。議員定数の削減案は大阪維新の会だけでなく、民主党、公明党からも提出されました。現行52(堺区9,中区8,東区5,西区8,南区10,北区9,美原区3)に対して、維新の会案▲7=45(堺8,中7,東5,西7,南8,北8,美原2)、公明党案▲8=44(堺8,中6,東5,西7,南8,北8,美原2)、民主党案▲10=42(堺7,中6,東4,西7,南8,北8,美原2)。
提案理由は、維新=議会経費の削減、公明=定数は偶数にすべき、民主=国家公務員2割削減(党マニフェスト)に基づき20%減…なのだそうです。そして、公明、民主両党は、3つの議案(条例改正)を12月1日の初日本会議に上程して即決したいと主張しました。
ねらいは明らかで、各議案とも賛成が過半数に至らずに全部否決し、定数は現行のままにするということです。また、民公両党案が中区を「2減」にしているのは、同区に維新の会の現職議員が3人いることへの揺さぶりと考えられ、まさに(逆)「ゲリマンダー」的手法ともいえます。その上、会議運営の原則を無視して委員会付託を省略するなど、傍聴の方が「市民の声を聞かないのか」と怒っておられました。

今日は3ヶ月ぶりの市政報告会です。曇り空で冷たい風が吹く中、北区、堺区、美原区、東区、南区の方々が参加して下さいました。「議員活動報告」を読んで初めて来て下さった方もあります。9月議会の模様については、本会議やMBSニュースの録画ビデオを見ていただきましたが、実際に傍聴されたお二人から、詳細なウォッチング報告もありました。また、明日の議運で公式な提案表明がある「議員定数削減」についても議論。提案する大阪維新の会や橋下知事の政治手法を疑問視される方々が増えています。

11月30日(火)一日中晴れて、気持ちのいい日。つづいてほしい気候です。

※遅くなりましたが、「議員活動報告」bS7をアップロードしました。

今日は、職員給与改定のための臨時議会が開かれました。人事院勧告に基づいての給与引き下げで、期末手当だけは議員にも及びます。明日から始まる12月定例会の初日には、議員定数の削減が議論されるのですが、議員報酬は手つかずです。なお、議会改革の一環として実施した本会議場での映像投影装置が明日から稼働します。ぜひ有効に使って、分かりやすい議論をしたいと思っています。臨時議会終了後は、その準備に追われました。
追記=発言の構想を練りながらのパワーポイント作成作業などで、久しぶりに日付をまたぐ仕事をしました。

もっとも、私は議員定数を減らすことに賛成ではありません。初当選のとき下位だったという自分の体験に照らしても、政党や大組織の後ろ盾のない新人候補者は小さい定数枠からはじき出されるに違いありません。より多様な市民意見が議会に反映されるためには、議員定数は減らすべきではないと考えています。議会の経費削減が必要なら、議員報酬の引き下げをはかるべきです。12月1日午後1時からの本会議で発言します。ぜひ傍聴にお出でください。

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