《2010.4.9〜10》
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※4月8日以前の日記は、前ページに掲載
4月9日(金)朝、事務所を発つとすぐ雨粒が…。すぐに降り止んでくれて助かりました。
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JR堺市駅前での議会報告を見るため、前回の高知県議選に挑んだ川竹大輔さんと、三重県津市の小菅雅司市議が、朝6時半ころ現地に来訪。川竹さんは夜行バスで、また小菅さんは一泊して下さったそうです。事務所にも立ち寄ってもらって懇談しましたが、参考にしていただくことがあったかどうか、恐縮の限りです。それに今朝は、私の演説風景を撮るため、駅近くのご自宅からカメラを携えてやってこられた市民の方もあります。そして早速、メール添付で右の写真が届きました。
さて、この駅での「議員活動報告」配布部数は、前回の1.49倍。思えば、竹山市長が選挙前に始めた街頭演説とかち合った(8月4日)のも、この場所でした。「市民目線」を標榜して支持を訴えていた竹山氏の「人事私物化」事件には、皆さんの関心が高いのかもしれません。
4月10日(土)午後から出かけたのですが、夏服にしたいくらいに暑さを感じました。
今日は、自治体学会の近畿グループが主催するフォーラムに参加しました。基調講演は「自治のパワーアップのための議員力向上のススメ」と題する、法政大学の廣瀬克哉教授のお話で、各地の議会改革の様子や今国会での地方自治法改正の動きなど興味深いものでした。後半のパネルディスカッションでは、奈良、大阪、兵庫の若手市議3人がパネリストを務めましたが、神戸市議・井坂信彦さんの発言と発想に舌を巻きました。その内容は…
●議会費(20億円)を使って議会機能を“民間委託”
「自治体改革を議論するにあたって、〈その仕事を民間に委ねたらどうなるか〉という視点からいったん考えてみたい。神戸市の場合、年間予算約20億円(市民1人あたり1300円)を議会費に注ぎ込んでいるが、この予算を次のように使ったらどうなるだろうか。
@民間会社による市政改革プランのコンペ(1億円×年5回=5億円)。A賞金を用意して市民提案を求める(100万円×100本採用=1億円)。Bアルビン・トフラー大前研一など著名な評論家を顧問として問題提起を求める(1億円×5人=5億円)。C全世帯にアンケート調査を実施する(5億円)。Dインターネットを活用した市民との対話(1億円)。E各局ごとに外部監査を委託する(2千万円×10局=2億円)。F市民オンブズマンに資金提供(1億円)。
行政と議会によるダブルチェック、ダブルマーケティングには総論賛成だ。しかし、住民から見た場合、果たして両者を別々に意識しているだろうか。2つをセットにして全体がどれほど良くなるかが問われていると思う。」
ちなみに、堺市予算での議会費は約10億円。市民1人あたり1200円も負担して下さっている税金は有効活用されているでしょうか…。大いなる刺激を受けた井坂発言を噛みしめながら会場のPLP会館を後にし、一筋西側の天神橋筋商店街を南へ歩きました。
●城島満塁弾の余韻が残る“あ虎んだむ”へ…
結構な人出で賑わう商店街のアーケードが切れるすぐ手前に、目指した「あ虎んだむ」がありました。旧知のグラフィックデザイナー・君塚隆太さんが一昨年11月に開いた居酒屋で、やっと立ち寄る機会ができたのです。店内は、城島が満塁ホームランを放って勝ったデイゲームに狂喜した虎ファンたちが引き上げた後でした。こだわりの多い君塚さんは、ターガース勝利の翌日は生ビール(キリン・ハートランド)半額。そして、左のような小旗をつまようじに付け、料理に立てるのだそうです。
▲3月30日対広島戦選の折は…